うどんとなぜ共存してるのか…地元民以外は驚愕の謎構造“豊橋カレーうどん” サバンナ八木「カレーライスやん」
18日午後、CBCテレビ『ちょい足し』に、お笑いコンビ・サバンナの八木真澄さんが出演。愛知県豊橋市が誇るご当地グルメ「豊橋カレーうどん」の存在を初めて知り、その構造のスゴさや味わいの奥深さに驚きの声を上げました。
番組の中で八木さんは、いわゆる街ブラロケに“段ボール電車”をちょい足しするという新企画に挑戦。道行く人に声をかけて運転手となってもらい、行き先を委ねてみたらどんなとっておきの場所へ連れて行ってもらえるのか検証しました。
舞台は愛知県東三河の中心都市で、路面電車が走ることでも有名な豊橋市。行き交う人も多い豊橋駅の東側で、段ボール電車に一人乗ってスタートした八木さんは「一般の方、コレ入ってくれます?めっちゃ目立ちますよ。ハードル高い」と、事前の交渉や仕込み等一切なしの“アポなしガチ”というスタイルに不安を隠せません。
しかしそこは同番組の“終点旅ロケ”で数々のミラクルを起こしてきた、信頼と実績の八木さん。フレンドリーに話しかけた相手は、なんと地元・豊橋鉄道の社員さん3人。初めての“運転手”が鉄道会社の方という引きの強さを見せ、これからランチを食べに行くカレー店へ「出発進行」となりました。
お店の取材もOKで、八木さんは皆さんと本格的なカレーとナンを堪能。3人にお礼を言い、今度はその場所で次の運転手さん探しへ。これが段ボール電車企画のルールです。
すると、すぐに東京から帰省中のカップルと出会い、絶品クレープ屋さんまで乗車してもらえましたが、今度はお店の取材がNG。早速アポなしロケの洗礼も受けます。
「やっぱこれガチでやってますんでね…。多分めっちゃNG出るでしょう、ホンマに」八木さんは思わずそう漏らしたものの、その後も「高1で妊娠し16歳で出産した」と話す子連れの17歳ママたちとめぐり会ったり、「豊橋と言ったら豊橋カレーうどんです」と市民のソウルフード情報をゲットしたりと、次々運転手を見つけていきます。
その豊橋カレーうどんのお店に連れて行ってくれる女性が道中、「『勢川』さんは、一番下にご飯があって、とろろがあって、うどんがあって、カレーがかかってます」と話すと、「え?カレーうどんの中にご飯があるの!?それカレーライスやん」と驚く八木さん。「豊橋のカレーうどんは全部そうです(笑)」と女性は事も無げに話し、八木さんは未知の食べ物に興味津々の様子でしたが、到着した店先には『本日休業』の看板が…。
「うそやろ!俺、むっちゃカレーうどんの口になってるんやけど(笑)」八木さんは運転手になってくれた女性に、感謝の全力ギャグ「くやシイタケ!」からの「逆バンザイ!」。すると、この豊橋カレーうどんへのアツい想いが、ミラクルを呼びました。
そこから数えて4組目の女性が、まさにカレーうどんを食べて店から出てきたばかりの方だったのです。わずか数メートルですが乗車してもらい、創業100年以上だという『玉川うどん店』へ。幸運にも取材OKとなり、ついに八木さん、念願の豊橋カレーうどんとの初対面を果たしました。
「うん!おいしい、めっちゃおいしい!うどんが手打ちやし、そこがいいですよね」麺のコシを楽しみつつ、下にあるご飯を目指して食べ進めていきますが、なかなか出てきません。「早く食べてご飯見せろって思うでしょ?驚くぐらいアツいんです(笑)」
アツアツのうどんを堪能し、レンゲでどんぶりの底をすくってみると…「ご飯出てきた!」とうとう中から真っ白なご飯が顔をのぞかせました。一口食べると、八木さんは目を閉じてうなずきながら「カレーライスですねコレ(笑)。和風だし入ってるからカレーうどんの味のカレーライスだ!」と、期待以上の味わいに大興奮となったのでした。
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(12月18日(土)午後5時放送 CBCテレビ『ちょい足し』より)