「お酢が苦手な方にも飲んでほしい」130年以上の歴史が育んだ酢酸菌の力!三重県発「伊勢のクラフト酢」とは?
三重県津市にある創業130年の老舗醸造蔵「山二造酢」で作られる「伊勢のクラフト酢」。従来のお酢のイメージを覆す、香り豊かでツンとこない飲みやすさとオシャレなデザインが話題を集めています。今回は、よしお兄さんが130年の伝統を受け継ぐ「伊勢のクラフト酢」の蔵を訪れ、その味わいや製法の秘密を探ります。
創業130年以上の蔵が作る“クラフト酢”

三重県津市の醸造蔵「山二造酢」を訪れたよしお兄さんが最初に驚いたのは、出されたドリンクの香りでした。
(よしお兄さん)
「ショウガの香りとゆずの香りと…この独特な感じはお酢ですか?」
(山二造酢・岩橋邦晃さん)
「伊勢のクラフト酢のショウガ×ゆずになります」

(よしお兄さん)
「香り豊かでツンとこない。すごく飲みやすいお酢ですね!」
「山二造酢」は創業から130年以上続く醸造元。様々な料理酢を中心に30種類以上の商品を昔ながらの製法にこだわって作っています。年代物の階段を上がった先の蔵では、お酢の香りが漂い、長い歴史を感じさせる雰囲気に包まれています。
時間をかけた伝統製法の秘密とは?

蔵に並ぶ大きな桶で、野菜や果物を発酵させて作ったお酒に酢酸菌を加えて酢酸発酵を行い、お酒をお酢に変えています。

(山二造酢・岩橋邦晃さん)
「表面発酵法と言いまして、空気に触れた表面が酢酸発酵し、対流することで時間をかけてお酢を作ります。だいたい3か月くらいかかりますね」
興味深いのは、この製法では混ぜてはいけないということです。
(山二造酢・岩橋邦晃さん)
「混ぜて空気を送り込むという新しいやり方もありますが、うちは昔ながらの製法で作っています。時間をかけることによって、生まれてくるうま味があります」
この蔵にはもう一つの秘密があります。

(山二造酢・岩橋邦晃さん)
「この蔵には酢酸菌がたくさん住みついている。柱とかへりとか白い壁も黒っぽい色になっている」
(よしお兄さん)
「蔵全体が作る場所というか、調理器具みたいですね」
全14種類を展開!まろやかで飲みやすい「伊勢のクラフト酢」

よしお兄さんが飲んだドリンクは、リンゴを発酵して作ったリンゴ酢をベースに、ショウガとゆずを加えたもの。「伊勢のクラフト酢」は、他にも黒酢・トマト酢・ブドウ酢をベースに作られていて全14種類を展開しており、どれも口当たりがまろやかでやさしい味が特長です。
(山二造酢・岩橋邦晃さん)
「お酢がすごく苦手な方もいる。体にすごく良いので、『苦手な方にも飲んでいただきたい』という思いで試行錯誤して作りました。キッチンに置いてもオシャレな感じになるように、イタリアのデザイナーの方にデザインしていただきました」
特徴ある優れた産品として「みえの食セレクション」に選ばれている「伊勢のクラフト酢」。三重県のホームページでは、他にもたくさんの「みえの食セレクション」選定品を紹介しています。「伊勢のクラフト酢」は公式オンラインショップなどで販売中です。

(よしお兄さん)
「本日の推しどころキャッチコピー!『伝統製法の旨み、おしゃれにクラフト酢、いかがですか?』」
130年の歴史と伝統が生み出した新しいお酢の形。健康志向の現代にぴったりの、体にも心にも優しいドリンクとして注目を集めそうです。
CBCテレビ「チャント!」2025年10月22日放送より


