恋心を詠む“キュン短”にマヂラブも挑戦! 短歌強豪校・三重県津市『高田高校』文芸部
マヂカルラブリーの野田クリスタルと村上の二人が東海地方の学校に行き、今どきの学校生活を紹介する『マヂ学校に向かいます』。 今回は、三重県津市にある『高田高校』です。短歌コンクールで全国3位に輝いた生徒がいると聞いて、『文芸部』におじゃましました!
表現は自由!“キュンキュン短歌”から“ザワザワ短歌”
4人の部員が迎えてくれた中、短歌で全国3位を受賞したのは部長の神田さん。昨年度の全国高等学校文芸コンクール短歌部門で、応募総数9860作品の中から優良賞(3位)に選ばれました。受賞した短歌は「雨だねと 言い合いたくて 君の住む 街の天気を 調べたりする」。
マヂラブの二人は「キュンキュンするじゃん」「高校生らしい淡い感じ」と気に入ったよう。他の部員にも、それぞれ自信作を披露してもらいました。1年生の髙取さんは「春っぽい 夏の日差しを 浴びながら コードを刻む 美しい君」と、これまたキュンキュン短歌。
同じく1年生の櫻井さんは「おそろしいくらい 眩しい朝焼けが まだ終わらない 課題を照らす」。
そして、唯一の男子部員の豊田くんは「あの人も 誰かの妻に なるらしい ご出席を消す ペンが震える」と、大人びた作品を披露。
これにはマヂラブの二人もザワつきます。短歌の表現は自由! 想像の恋も表現できるのです。
一昨年は“短歌甲子園”団体戦優勝も! 強豪部で短歌に挑戦!
マヂラブも「短歌を詠んでみたい!」ということで、3対3のチームに分かれて、短歌バトルをすることに! ルールは、必ず“進”の文字を入れて作り、先鋒・中堅・大将の3本勝負で2本とった方の勝利です。
早速、野田チーム、村上チームに分かれて短歌作り。マヂラブの二人は、それぞれチームメイトにアドバイスをもらいながら仕上げました。審査をしてくれるのは、『俳句部』の皆さん。1戦目・先鋒の対決は、野田チーム! 2戦目・中堅の対決は、村上チーム! それぞれ1勝ずつとなり、勝負の行方は野田VS村上の大将戦に委ねられました。まず、野田は「ドンマイと 進んだアイツに 投げかける オレは一歩も 踏み出せないまま」。
村上は「ボール蹴る アイツの横顔 輝いた 恋の列車が 出発進行」。
どちらも恋にまつわる短歌ですが、この対照的な作品の評価は…、野田に軍配。よって、野田チームが勝利しました!
「受け取る側のレベルも必要」…マヂラブ、短歌の深さを知る
日々、短歌作りに励んでいる皆さん。「小学生から短歌を始めて、この文芸部に入ったのも全国大会に出るため」と目標を持つ部員や、「自分が持っている世界観だけじゃなくて、仲間の持っている世界観を知れて自分のスキルも上げられた」と語る部員など、短歌に真摯に向き合っているよう。マヂラブの二人は「受け取る側のレベルも必要だな。我々が力不足でした!」「元気いっぱいで雰囲気のいい部。入りたいな~」などと、今回の訪問を締めました。
(CBCテレビ「チャント!」5月27日(月)放送より)