「こんなアイス、食べたことない」とマヂラブ村上絶賛! 岐阜県『中津商業高校』スイーツ開発から販売でマーケティングを学ぶ
『マヂカルラブリー』の野田クリスタルと村上の二人が東海地方の学校に行き、今どきの学校生活を紹介する『マヂ学校に向かいます』。今回は、岐阜県中津川市にある『中津商業高校』です。開発した商品が大評判と聞いて、『ビジネス科 流通コース』3年生のクラスにおじゃましました!
規格外の里いもを有効利用 味変が楽しいアイス
『流通コース』の3年生がマーケティングを学ぶため毎年行っているのが、地元の企業と協力して作る、新作アイスの開発。11年目の今回は、4か月間で3500個超えの過去最高の売上を記録しました。それは“PRERICH(プレリッチ)”と名付けたプリン味のアイスで、地元産の規格外の里いもを使ったSDGsに取り組んだ商品です。マヂラブの二人は、まず、高級感あるパッケージに「すごいじゃん!」と言い、一口食べると顔がほころんで「うまいな」と素直に言葉が出ます。里いものトロトロ感もあり、甘すぎないアイスです。さらに、生徒たちのこだわりのカラメルチップのトッピングもあり、味変が楽しめます。カラメルチップをトッピングして口にした野田は「めっちゃプリン!」と驚きを隠せません。年間500個以上もアイスを食べるという村上は、「こんなアイス、食べたことないぞ」と絶賛しました。
2案を合体させる発想! 宣伝効果も実感!
プロジェクトが始まったのは、2年生の2月。クラスの一人ひとりが考えた40案から“里いも入りのチョコアイス”と“プリン味のアイス”の2案まで絞り込み、最終的にはこれらを合体させることに。プリン味としたのは、SNSでのPRを重視したためで、検索ヒット数が多い“チョコアイス”の方が商品としての親しみやすさはありますが、情報を発信する際に埋もれないようヒット数の少なかった“プリンアイス”に決めました。さらには、CMも制作。プリンのレトロなイメージに合わせた力作は、販売会場で流す他、SNSで発信。生徒たちは宣伝効果も実感しているようで、昨年7月から地元のイベントなどで販売を始めてから、過去最高の売上を達成したのです。
選び抜いた地元の商品とオリジナルの新作で勝負
そんな3年間の学びの集大成を披露する場が、“商業達人カップ”という大会。岐阜市内のショッピングセンターを会場に、岐阜県内の商業高校10校が参加し、生徒たちが商品の仕入れから販売までを行い、接客や売上など商業に関わる総合スキルを競います。前回優勝し、2連覇を狙う生徒たちは、いや~なお客さんになりきったマヂラブ相手に接客練習もして、本番に備えました。
当日、大会で販売したのは、中津川の企業から仕入れた商品と新たに開発した“和栗入りプリン”。午前からみんなで売り場の設営をして、午後1時に販売がスタート! 制限時間は120分です。生徒たちの熱心な呼び込みや接客によって大行列ができ、開始から約40分でどこよりも早く完売! しかし、結果は…準優勝。販売利益の部分で及ばず、2連覇は逃しました。リーダーは「優勝の壁は厚いなと思ったけど、目標にしていた“地元への想いを形に”という部分では大満足だった」と振り返りました。
(CBCテレビ「チャント!」2月5日(月)放送より)