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出産から出荷まで高校生が育てるブランド豚! 三重県伊勢市『明野高校』畜産専攻の生徒たちにマヂラブ、マヂ感動!

出産から出荷まで高校生が育てるブランド豚! 三重県伊勢市『明野高校』畜産専攻の生徒たちにマヂラブ、マヂ感動!
CBCテレビ『チャント!』マヂ学校に向かいます

『マヂカルラブリー』の野田クリスタルと村上の二人が東海地方の学校に行き、今どきの学校生活を紹介する『マヂ学校に向かいます』。今回は、三重県伊勢市の『三重県立明野(あけの)高校』。農業、家庭、福祉関連の学科がある中、おじゃましたのは内閣総理大臣賞を受賞した『生産科学科 畜産専攻』です。

餌も開発して生産! ブランド肉“伊勢あかりのぽーく”

CBCテレビ『チャント!』マヂ学校に向かいます

畜産専攻2・3年生を訪ねたマヂラブの二人。主に、豚の出産から出荷までを実践しながら学んでいて、ここで育てた豚を“伊勢あかりのぽーく”というブランド豚肉として販売しています。内閣総理大臣賞の受賞について詳しく聞こうとすると、「この飼料で賞を取ったんですけど、何だと思いますか?」と質問返しが。マヂラブの二人は「ふりかけ? カツオ?」などと見た目で答えますが、実は“エコフィード”という、人も食べられるエコな豚の飼料でした。実際に食べてみると人にとってはイマイチな味ですが、原料は“大豆かす”や“ビールかす”など地元の食品工場から出た廃棄物で、まだ栄養があるのにもったいないと活用したところ、食品ロスなどの環境問題に対し効果が抜群! なんとこの高校で使用する飼料の80%が食品リサイクルで賄えたのです。

マヂラブ、豚のお世話体験! 餌には馴染みあるせんべいが!

CBCテレビ『チャント!』マヂ学校に向かいます

豚舎には、三重県の高校では唯一という黒豚がおよそ40頭! 子豚もいて「超かわいい!」とテンションが上がります。村上は、ミルクを与えるお手伝い。子豚たちは1か月間ミルクで育て、その後はエコフィードに変えます。実はこの餌も豚舎で作っていて、大豆かすなどの他に、なんと“おにぎりせんべい”も配合。地元伊勢が本社の広く知られた人気のせんべいです。割れたり小さかったり、規格外で販売できないものを提供してもらい利用しています。飼料をエコフィードに変えたことによって“脂肪融点”という脂身が溶ける温度が低くなって、くちどけがさらに良くなったそうです。畜産専攻の皆さんは、週に2~3回、一度に100キロ以上のエコフィードを作り、一日2回、朝8時と夕方4時に餌やり。一定まで育ったところで豚の体重を測定して、出荷。1時間ほど手伝ったマヂラブはヘトヘトでした。

豚の一生を見届けている生徒たちの思いとは?

CBCテレビ『チャント!』マヂ学校に向かいます
CBCテレビ『チャント!』マヂ学校に向かいます

“伊勢あかりのぽーく”を使った商品開発も盛んに行っている畜産専攻。その一つのコクのある豆味噌を合わせた“肉みそ”も味わい、満足なマヂラブの二人。最後に、豚の一生を見届けている生徒たちに聞いてみたいことが…。「出荷される豚に対しての思い」を尋ねると、「悲しいという気持ちより感謝の気持ちが大きい」「たくさんの消費者に喜んでほしい」と話す生徒。また、思い入れのある豚がいる時も「その子たちの仕事」と受け止め送り出すという姿勢に、「逆にそこまで育ってくれたことがうれしいもんね」と野田が言うと、自信に満ちた表情で「はい!うれしいです!」との言葉が返ってきました。村上は「考え方がプロ。(生徒の皆さん)ちゃんとしていましたね。畜産の未来を担っていっていただきたいですね」と、今回の訪問を締めました。

(CBCテレビ「チャント!」9月11日(月)放送より)

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