炊飯器に棒のまま?「あずきバー」で作る炊き込みご飯の公式レシピ
8月1日放送の『北野誠のズバリ』(CBCラジオ)、佐藤実絵子の情報コーナー「世界まるみえこ」では、見ているだけでも面白い「企業の公式レシピ」を取り上げました。佐藤が気になったのは「これ、普通はそのまま食べるでしょ」と思われる商品の、一見“ネタ”にさえ見えるアレンジレシピ。井村屋(本社: 三重県津市)の大ベストセラー商品「あずきバー」の他、おなじみの商品による驚くようなレシピを紹介します。
肉まんがドーン!
井村屋といえば、あずきバーのほかに「肉まん」「あんまん」を思いつく人も多いのではないでしょうか。
例えば、肉まんがドーンと入った「肉まんのグラタン」や、肉まんを丸ごとパイシートで包んだ「肉まんチーズミートパイ」など、かなりユニークなレシピです。
あずきバーのレシピは「ぜんざい」や「赤飯」。ここまではまだ理解できますが、なんと「炊き込みご飯」や「肉じゃが」まであるのです。
公式のレシピ通りに佐藤が作ってきた炊き込みご飯を前に、「あずきバーがどうして炊き込みご飯に?」と混乱する北野誠。
「味決まってんのよ、これ」
作り方は至ってシンプルです。炊飯器に米と水と醤油、具材を入れ、その上に凍ったままのあずきバーを乗せて、炊飯のスイッチを入れるだけ!これで完成です。
一口食べて「普通にうまい」と話す北野に、「でしょ!味決まってんのよ、これ」と佐藤。
味の秘密は、あずきバーの原材料にありました。砂糖、小豆、水あめ、食塩のみ。
佐藤「余計なものがない。要するにこれ、砂糖とみりんみたいなものなんですよ」
気になるのは、炊飯器に入れるときにあずきバーの木の棒をどうするのか、ということ。
やはり硬くて抜けないため、木の棒がついたまま炊飯器に入れます。炊きあがるとアイスの形に小豆があり、そこに木の棒が残っているというシュールな見た目になるそうです。
カップヌードルの残り汁で茶碗蒸し?
続いては、日清食品が公式でおすすめしている「カップヌードル」を使って名古屋人が好きな「茶碗蒸し」を作るレシピです。
このレシピのおもしろいところは、まずは普通にカップヌードルを食べて、残ったスープを使うところです。
残ったスープに卵を入れて混ぜ、マグカップに移してラップをし、レンジでチン。これだけです。
佐藤によると「エビがいい仕事をする&卵がいい感じにプルプルになる」そうです。具はできるだけ残しておいた方がいいのかもしれません。
ネタ風から本格的なレシピまで
最後は、雪印メグミルクの「6Pチーズ(ロッピーチーズ)」。お米を炊く時に6ピースすべてを入れて、炊き終わったあとに全体を混ぜるだけで「チーズの炊き込みご飯」が完成です。
「すき焼き ロッピー 」は、鍋を熱して「6Pチーズ」を焼いてから、すき焼きを作るレシピ。
佐藤「一時期、カマンベールチーズを丸ごとお鍋に入れるのが流行ったじゃないですか。それに近い感じなのかなと思うんですけど」
今年の年末のごちそうは「すき焼き ロッピー 」で決まり?
ネタっぽいものから本格的なものまで。各企業の公式が出しているレシピにぜひ注目してみてください!
(minto)