『マヂカルラブリー』の野田クリスタルと村上の二人が東海地方の学校におじゃまし、今どきの“リアルな学校生活”を紹介する『マヂ学校に向かいます』。
今回は、愛知県岡崎市にある『愛知ペット専門学校』です。

ここは『わんわん動物園』に隣接する、トリマーや看護などが学べる4つの学科がある専門学校。その中でマヂラブが向かったのは、全国ドッグトレーナーコンテストで6連覇中の『ドッグトレーナー科』です。

実習室におじゃますると、2年の生徒と犬が整列してマヂラブの二人を迎えてくれました。ワンちゃんたちはよくしつけられているのか？まったく吠えません。

実は、生徒と犬がじっくりと信頼関係を築けるように、1人1頭の担当犬が割り当てられます。1年間同じワンちゃんを担当し、在学の2年間で2頭と共に学びます。生徒とペアを組むワンちゃんを紹介してもらうと、ボーダーコリーのレイランちゃんは野田のことが気に入ったようで、二本足で立ちあがって飛びつくように甘えます。この他、シェットランドシープドッグやプーリーなど犬種は様々。そして、ヨークシャーテリアのサンディちゃんとペアを組む生徒に、障害物走を見せてもらいました。複数立てられたパイロンをジグザグに進み、ハードルに見立てた障害物を越えていく競技ですが、犬と生徒を繋ぐリードはなんと薄い紙製のもので、切れないように一緒に動かなくてはいけません。さすが全国大会6連覇中の専門学校。みごとな実演をしてくれました。

犬との信頼関係も大事という競技。まったく信頼関係のない村上が自ら申し出て、体験をしてみます。始めはペアの生徒と離れることすら嫌がっていたサンディですが、なんとかスタートができて、ゆっくりながらも障害物をクリアしてゴール。競技を体験中、すごく犬の視線を感じていた村上。担当の生徒は、アイコンタクトをとるようにしつけているそうで、それをちゃんと守っていたサンディに驚きです。そして野田も、ベタ惚れされているレイランちゃんと挑戦！しかしコントロール不能で暴走し、紙のリードが切れないように野田がついて走る始末。実は犬にも得手や不得手があって、レイランが得意とするのはフライングディスクのキャッチだとか。野田がやってみますが、そもそもディスクを投げることがヘタなことが発覚！代わって村上が成功させますが、これも日々生徒が行うトレーニングの賜物です。

犬が大好きで、入学した皆さん。中には、殺処分の現実を知り、犬を救いたいという思いからドックトレーナーを志した生徒もいます。

この学校では新たに保護犬の里親探しを始めて、1匹でも多く引き取られるようにしつけを重視。また、災害救助犬の訓練も行っているそうで、野田が3つある大きな段ボール箱のどれかに隠れ、ゴールデンリトリバーのかぶ君が探し当てる実演をしてくれました。因みに、野田の匂いを嗅がせてからのスタートではありません。かぶ君が鼻をクンクンしながら段ボール箱の周りを歩くと人の存在を察したようで、その箱の前で立ち止まり「ワン！」と鳴いて知らせてくれました。

段ボール箱越しにかぶ君と対面した野田は、「みんな体験してほしい。この世で一番かわいい光景」とメロメロでした。犬との触れ合いも楽しんだ今回の訪問。生徒たちの姿から、しっかり犬と向き合って、トレーニングを積んでいく強い気持ちを感じ取ったマヂラブの二人でした。