缶詰め&余った野菜で作れる!?安くておいしい“コスパ最強鍋”の作り方とは?買い物と料理のコツをご紹介
寒い冬を乗り越えるには温かいお鍋が最適!しかし、野菜などの値上げが続く昨今、少しでも安く簡単に鍋を食べたい方も多いはず。そこで今回は、安くておいしい“コスパ最強鍋”を、モノマネ芸人JPが料理研究家と共に調査します!
メイン食材は肉ではなく「缶詰」!?お値打ちな食材選びのコツとは
JPと一緒にコスパ最強鍋を考えてくれるのは、料理研究家の杉浦友祐先生。冷蔵庫に余りがちな食材、お値打ちな食材を使い、即興でメニューを作っていきます。
2人が訪れたのは、東海地方で61店舗を展開するスーパー「ヤマナカ」の名古屋市港区にある「みなと当知店」。
まずは鍋料理に欠かせない野菜を調査します!廣瀬寛人店長によると、現在、ネギなどは高め。白菜などは天気の関係で旬の時期が遅れたため、入荷が順調で量があり、お値打ちとのこと。小松菜やチンゲン菜も安くなっていました。
コスパ最強鍋のコツ1つ目は、「旬の野菜を使う」こと。この日は、最も安かったジャガイモやお値打ちなチンゲン菜、冷蔵庫に余りがちになるゴボウやカボチャなどを購入しました。JPは「彩りばっちりですけれど、今から何作るでしょうと言われても、全然予想がつかないですよね?」と不安そうです。
コスパ最強鍋のコツ2つ目は、「鍋の素は使わない」こと。鍋の素は種類が豊富で時短にはもってこいですが、今回はコスパを考え、あえて使いません!
お肉コーナーでは、JPが半額の値札シールが付いた三河牛や手羽先などに心引かれますが、杉浦先生はお肉の前を素通り!購入したのは、どの家庭にも常備されているであろうツナの缶詰!さらに鮮魚よりも価格が安定しているとの理由でサバ缶も選びました。買ってきた食材で、早速調理開始です!
おいしくて簡単!「コスパ最強鍋」の作り方
<コスパ最強鍋の作り方>
(1)ジャガイモは皮をむいてひと口大に切る。
(2)根菜類は5ミリ~1センチで薄めに切る。小さく、薄くカットすることで火の通りが早くなり、光熱費の節約にもつながります。
(3)水1リットルを張った鍋に火の通りにくい野菜から入れ、コンソメで味付け。ひと煮たちさせます。
(4)トマト缶で味付け。トマト缶なら価格が安定しており、時短にもなります。
(5)ツナ缶とサバ缶を入れる。コスパ最強鍋のコツ3つ目は、「缶詰の汁も入れる」こと。缶詰の汁が、良い合わせ出汁になります。
(6)最後に火の通りやすい野菜、葉物野菜などを入れて5分ほど煮込む。
完成したコスパ最強鍋に「ネギ、白菜、キャベツ、人参とか、定番中の定番のものが一つも入ってない!イレギュラーな物ばっかり!」と驚くJP。野菜を味わい、「中身までしっかり火が通っていておいしい!ジャガイモのおいしさがしっかりと引き立っている!」と絶賛です。メインとなるサバには「このパンチ力!メインディッシュって感じですね」と納得の表情に。
コスパ最強鍋のコツ4つ目は、「シメはパスタ」。パスタも一度で使い切れずに余りがちな食材です。パスタを半分に折ってかさ増しし、鍋底にくっつかないようにして煮込むこと約7分。野菜や魚のうま味がしみ込んだシメパスタが完成しました!JPは「うどんでもラーメンでもご飯でも、絶対この味は出せない!」とお気に入りです。
家計に優しいコスパ最強鍋、皆さんも試してみては?
CBCテレビ「チャント!」12月11日放送より