予約殺到!?きのこ狩り歴“50年以上”の名人と行く「きのこ狩りツアー」とは?超貴重なきのこを使ったバター醤油焼きも
食欲の秋が到来!旬を迎える秋の味覚が目白押しで、何を食べるか迷っている人も多いのでは?今回は予約殺到で話題の、名人と行く旬の「きのこ狩りツアー」を、モノマネ芸人JPが体当たり調査します。
きのこ狩りを続けて50年以上!?名人に聞く“毒きのこの見分け方”とは?
JPが訪れたのは、岐阜県恵那市岩村町。きのこの香りにつられて山野草の店「山葵」の前へ行くと、お店を始めて40年、きのこを採り続けて50年以上の“きのこ狩り名人”・伊藤応二さんが待っていました。
伊藤さんが秋の時期にだけ開催しているのが、予約殺到の「きのこ狩りツアー」です。なんと、お客さんは80%が女性。何が採れるか分からない宝探しのようなワクワク感や、きのこ狩りの後に待っているおいしい料理が人気だそうで、海外からもお客さんが訪れるほど注目されています。
JPは伊藤さんと共に、いざ山へ!服装は、長袖長ズボンがオススメ。マムシが出ることがあるため、登山靴よりも長靴が良いとのこと。軍手やカゴは貸してもらえます。
JPは、マムシに注意しながらきのこ狩りを開始!さっそくきのこを発見しますが、残念ながら「カヤタケ」という毒きのこ。伊藤さんによると、きのこは1つ見つかると、近くにも生えていることが多いのだとか。
山を登ること約20分。再びきのこを見つけますが、「ドクツルタケ」という毒きのこでした。伊藤さんいわく、根元が丸くふくらんでいる、茎が空洞になっている、かさが反っているなどの特徴があると毒があることが多いため要注意だそう。
続いて発見したのは、怪しげな紫色のきのこ。「ムラサキシメジ」という食べられるきのこと聞き、思わず「やったー!」と叫ぶJP。さらに、味噌汁や酢の物に合うという黄色い「アミタケ」を発見!その後、「ムラサキマイ」、「ベニバナイクチ」「トキイロラッパタケ」と、さまざまな種類のきのこを収穫できました。約20種類ものきのこを見つけましたが、半数以上が食べられない種類。きのこ狩りへ行く際は、必ず詳しい人と一緒に山へ入るようにしましょう。
まるで山のフォアグラ!?自分で採ったきのこを使った「天然きのこ御膳」を堪能!
きのこ狩りを楽しんだ後は、酢の物、煮物、炊き込みごはん、鍋など、きのこをふんだんに使った料理を味わいます。「アミタケ」の酢の物を食べたJPは「すごいさっぱり!自分で採ってきたというのも相まって、おいしい、いとおしい!」としみじみ語ります。続いて、ほとんど市場に出回らないという貴重な「アカジコウ」のバターしょうゆ焼きを堪能。「香りをかみしめている感じ!山のフォアグラ!トロトロです!」と大絶賛です。
最後は、天然きのこたっぷりのお鍋を、ドラマ「孤独のグルメ」で松重豊さんが演じた井之頭五郎のモノマネで食リポ。「これが『トキイロラッパタケ』か。この香りとこの食感。本当にこの小さいきのこから出ているとは思えない。うますぎて、きのこのラッパのフィナーレが口に鳴っている。パッパカパー」とモノマネも絶好調です。
きのこは栄養価が高く、整腸作用やダイエット効果があるといわれる食物繊維、むくみの解消が期待できるカリウムなどが豊富に含まれているとのこと。JPは「たくさんのきのこに、ご奉仕(胞子)していただきました!」と笑顔で体験調査を終えました。
伊藤さんと行くきのこ狩りツアーは、食事付きで料金4000円。2名以上の参加で、予約が必要。11月末までの開催です。
CBCテレビ「チャント!」10月16日放送より