「スマホ老眼」をご存知ですか？今、20～30代の若い人たちの間で、老眼のようにピントが合わないなどの症状「スマホ老眼」に悩む人が増えています。そこで、「スマホ老眼」の原因や対策をご紹介します！

スマホの見すぎで引き起こす！？若者に多い「スマホ老眼」とは

眼科医によると、スマホの画面を長い時間見続けたことによって、老眼のように一時的にピントが合いにくくなることを「スマホ老眼」と言うそう。20代や30代などの若い層に多く、遠くがぼやけてしまったり、手元が見えづらくなったりするなどの症状があります。

「スマホ老眼」になりやすいNG行動

スマホを近い距離や暗い場所で使用すると、目に負担がかかりスマホ老眼になりやすいそう。また、小さな文字やゲームなどの細かい動きを目で追うのも、目を酷使して疲れやすく、スマホ老眼につながるのだとか。

「スマホ老眼」にならないための対策とは

スマホとの距離が近いと目が内側に寄り、物が二重に見える病気「急性内斜視」になる可能性があります。

スマホを使用する際は、目から30cm以上離すのが好ましいです。また、画面を見やすい明るさに調節するのも大切。目に良いと思い画面を暗くしすぎるとスマホの文字が見えづらく、スマホとの距離が近くなってしまいます。反対に画面が明るすぎるとブルーライトによって寝付けなくなるため、適度な明るさにしましょう。

簡単にできる！ひと工夫でスマホ対策に

スマホを見る際は、目の高さよりも下に来るようにすると良いそう。スマホを少し下げて見ることでまぶたが下がり、瞬きをしやすくなって目が乾きにくくなります。

また30分に1回、6m以上先を20秒見るのも効果的。遠くを見ることで目を休ませることができます。

他にも一日5分間、市販のホットアイマスクで目を温めるのもオススメ。血行が良くなり、目の筋肉がほぐれて緊張が和らぎます。温めたタオルを使う場合は2～3分で冷たくなるので、温め直すと良いそうです。

みなさんも、スマホ老眼にならないよう参考にしてみてはいかがでしょうか。

CBCテレビ「チャント！」10月10日放送より