骨格によって似合うアウターが違う!? 骨格診断のプロが似合うアウターをアドバイス!
すっかり寒くなり、アウターを着る季節になりました。しかし、高額な品も多く、失敗するとガッカリしがちなのがアウター。「骨格診断」のプロが、失敗しないアウター選びのコツをアドバイス。この冬のアウターのトレンドもチェックしました!
年間800人以上チェックしている骨格診断のプロがアドバイス!
名古屋市中区のサロン「Stylista*(スタイリスタ)」のパーソナルスタイリストの村尾亜矢さんは、ICBI認定の骨格診断のプロ。2021年は、800人以上の骨格を診断しました。
骨格診断とは「生まれ持った体の質感やラインの特徴から、その人自身が最も美しく見えるデザインや素材を知ることができる診断」。骨格タイプは、メリハリボディの「ストレート」、華奢でなだらかな曲線の「ウェーブ」、体のフレームがしっかりした「ナチュラル」の3つに分類され、「太っている・痩せている・年齢・身長・性別」は関係ないとのこと。
「骨格ストレート」は、遠目に見て、重心が上にあり、首が短めに感じられるタイプ。胸やお尻に立体感があるように見えます。
「骨格ウェーブ」は、遠目から見て重心が下にあり、首が長めに感じられるタイプ。華奢で体が薄いように見えます。
「骨格ナチュラル」は、重心は上でも下でもなく骨感があります。鎖骨は長く続いて太く感じられる人が多いタイプ。手首など関節の骨も太く、フレームがしっかした体型です。
最新トレンドでタイプ別にアウター選び!
自分のタイプが分かったら、次は自分に似合うアウター探し。村尾さんと共に、名古屋駅の「タカシマヤ ゲートタワーモール」へ。おしゃれな女性たちに話題のブランド「アメリ ヴィンテージ」で、タイプ別にオススメアウター選び!この冬、着たくなるアウターのトレンドもチェックしました!
まずは、骨や関節が太い「骨格ナチュラル」に似合う最新アウターから!ポイントは「襟が大きめ、丈長め」。村尾さんが選んだのは、取り外しができる大きな襟が特徴のロングコート。大きな襟で、ナチュラルタイプのフレーム感のある肩回りをカバー。長めの丈にゆったりしたシルエットがバランスを取りやすくしてくれます。
続いて、立体感のあるボディの「骨格ストレート」。このタイプに危険なアイテムは、ムートンのようなボリュームジャケット。首が短めに見える人が多いストレートタイプは、着ぶくれしたように見えてしまいます。
このアイテムを着る時は、襟元を広げるとスッキリ着こなせます。骨格ストレートのポイントは「広めに開いた襟、縦ライン強調」。村尾さんが選んだのは、肩ラインがぴったり合った上質なウールのコート。広く開いた襟元と、流行のマーメイドシルエットの裾が特徴です。首元がスッキリして、縦ラインが強調されています。
最後は、華奢で重心が下にある「骨格ウェーブ」です。このタイプで失敗しがちなアイテムは、流行りのオーバーサイズ。服の面積が大きめなので、さらに重心が下がって見えます。このアイテムを着る場合は、帽子やマフラーのお助けアイテムを使ったり、袖を折り返して手首を見せたりするのがいいとのこと。
軽やかな印象になり、重心を上に見せられる効果があります。骨格ウェーブのポイントは「ふわふわ素材、上半身にボリューム」。村尾さんによると、2022年流行りの軽量化されたボアは、スッキリ着こなせてウェーブタイプにオススメ。ボレロを上に重ねると重心も上に見えます。ウェーブタイプは上半身がさみしくなりがちなので、ふわふわ素材でボリュームを出すと魅力アップです。
これからアウターを買われる方、参考にしてみてください!
CBCテレビ「チャント!」11月9日放送より