長さにビックリ!甘さにニッコリ!山梨「大塚にんじん」が収穫最盛期
本格的な冬が到来。寒さは厳しくなってきましたが、おいしい冬の野菜が獲れる時期にもなりました。今回は山梨から、見てビックリ、食べてニッコリ、地元の自慢のニンジンを紹介します。
全国の名物アナウンサーがご当地の魅力を紹介するCBCテレビ『ゴゴスマ』の「列島生報告 今日はダレなんサー」。今回はUTYテレビ山梨の青木美菜アナが2度目の登場です。番組MCの石井亮次アナが呼び掛けると、特技の中島みゆきの歌マネをしながら畑にしゃがみ、土の中から何かを引っ張っている青木アナの映像が。「よいしょ!」と引き抜かれた野菜の予想外の長さに、石井アナらもビックリ!笑顔の青木アナは「すごくないですか?この長さ!今日はこの長~いニンジンを紹介します」とリポートを始めました。
この日の中継は市川三郷町から。目の前には八ヶ岳の美しい風景が広がり、甲府盆地も一望できます。富士山の次に標高が高い北岳の雄姿も見えています。青木アナは「私が先ほど収穫しましたこちらは『大塚にんじん』です。長さを実際に測ってみたいと思います!」と巻き尺を取り出します。測ってみると青木アナのとったニンジンは約98センチ。「出荷基準が40センチと言われていて、通常のニンジンの5倍くらいあります」と話す青木アナ。今まさに収穫最盛期を迎えています。
では、大塚にんじんはなぜ、こんなに長く育つのでしょうか?青木アナは畑の土が断面のように掘ってある一角を紹介。そこには長いニンジンがきれいに並んで埋まっています。青木アナは土を指でつまみ「秘密はこちらの土にあります。すごくきめ細かい土で、石があまり入っていないので、野菜にストレスがかかることなく、長い立派なニンジンが育つわけです」と解説しました。
そして青木アナが指さした先には、顔がニンジンの青い着ぐるみキャラが待っていました。市川三郷町と地元の名産品をPRするキャラクター「ニンニン」です。ニンニンの持つフリップには「大塚にんじん、食べてみて」の文字。
「生でいくんですか?」と驚く石井アナに、青木アナは「いただきたいと思います!」とニンジンを空に向け、きれいに皮を剥いた先端を丸かじりしました。モグモグと口を動かしていたかと思えば突然、「砂糖のように、甘いー」と中島みゆきの「地上の星」風の歌マネを始め、予想していなかったスタジオの面々はたまらず爆笑します。青木アナいわく生のニンジンは「シャッキシャキ!この甘みは格別ですね~!」との事。
ニンニンはさらに「素揚げにしてもおいしいよ!」と次のフリップ。横には長いニンジンを折らずにそのまま揚げられる大きな専用フライヤーが。役場の皆さんが名物「大塚にんじん一本揚げ」を作ってくれました。
中継の残り時間と戦いながら、再び丸かじりする青木アナ。たちまち笑顔になり、「ホクホク!さらに甘くなりますね!」と大絶賛です。市川三郷町ではこの時期、直売会などもあり、多くの来場者で賑わうそうです。
最後は特産品のドレッシング・バタージャム・切り干しにんじんなどが並ぶテーブルの横で、青木アナ・ニンニン・役場の皆さんが並んで元気に手を振って中継が終了!長~いニンジンの紹介でしたが「時間はぴったりに収めてくれました」と石井アナも笑顔でした。
(2020年12月11日放送「ゴゴスマ」より)