CBC web | 中部日本放送株式会社 / CBCテレビ / CBCラジオ

ごちゃごちゃキッチンの整理整頓術!ワンオペ育児ママをお助け

ごちゃごちゃキッチンの整理整頓術!ワンオペ育児ママをお助け

毎週月~金曜日の夕方にCBCテレビで放送している情報番組【チャント!】。
毎週水曜日の人気コーナー『全力!お助けちゃん』では毎回、何事にも全力で取り組むBOYS AND MENの平松賢人が視聴者の方から寄せられたお悩みをサポートしています。

今回のご依頼者は「キッチンの収納がうまくできずに困っている」2児のママSさん。

平松くんがキッチンを見せてもらうと…確かにごちゃごちゃとした印象です。
引き出しを開けると、物がパンパンに入っている引き出しもあれば、ほとんど入っておらずスカスカな引き出しも。収納を使いこなせないのがSさんの悩みなのだそう。

さらに問題なのは、玄関横の収納スペース。お子さんのおやつやカップラーメンなどの食品、医薬品、消臭剤、日用品や文房具、レジ袋などが隙間なく押し込まれ、扉がないため来客時に丸見えです。

実はSさんの旦那さまは単身赴任中。1歳と0歳の2人のお子さんをワンオペ育児しながらで、なかなか片付けができないそうなのです。

そんなSさんを救ってくれる助っ人は、感動の整理収納in名古屋の小川奈々先生。全国での講演会や書籍を出版している整理収納の達人です。

≪収納の極意 全部出す≫

小川先生によると、収納の基本は『全部出す』こと。出すと“どうしたいか”が見えてくると言います。全部出して「いる・いらない」「使用頻度」「場所」を考えましょう。

片付け術【1】深い箱より小さな箱でまとめる
まずは平松くんが大きめの収納ボックスの中身を出してみます。
Sさんによると「お茶が入っている」というボックスですが、お茶の他にもレトルト食品などいろいろなものが入っていました。

箱が深いとカオス化してしまうので、小さな箱でまとめるのがオススメです。

片付け術【2】ケースの特性に合わせて使う
次に平松くんが開けたのは、プラスチックの2段の引き出し。
書類や文房具などを入れるのに適したものですが、Sさんはお菓子や塗り薬などを入れているため、引っかかってしまいうまく引き出せません。

ケースはその特性に合わせて使いましょう。

片付け術【3】取っ手付きケースで吊り戸棚を有効活用
玄関横の収納に入っていたものを全部出し、「キッチンで使う物」と「玄関横に置いておきたい物」に仕分け。「キッチンで使う物」をキッチンスペースへ運び、適所に収納していきます。

おやつは、100均でも購入できる取っ手付きのプラスチックケースに入れ替えてお子さんの手の届かない吊り戸棚へ収納。

取っ手付きケースにすることでスムーズに取ることができるようになり、吊り戸棚を有効活用できます。

片付け術【4】使用頻度が低い物は吊り戸棚へ
高くて取りづらい吊り戸棚には、あまり使用しない鍋や食器など使用頻度の低い物を入れましょう。

片付け術【5】最短距離・最小動作でラクチンに♪
吊り戸棚に入っていたフライパンは、コンロ下に収納。動線がシンプルになり、使いやすくなりました。

右利きの人はフライパンの取っ手を右に向けておくと便利ですよ!

片付け術【6】お米の保存は野菜室がオススメ
お米は15℃以下の保存が適しているので、野菜室へ入れるのがオススメです。

片付け術【7】色彩を統一するとスッキリする
作業台上段にあった黒いトースターを、下段の黒い炊飯器の横へ移動する小川先生。
同じ色彩のもの(今回は黒いもの)を同じ段に置いただけで統一感が出てオシャレな雰囲気になりました。

片付け術【8】中身がわかるように透明な袋に入れる
続いては、“キッチンの引き出し”を改善!まずは全部出してジャンル別に分けます。

出してみると、レジ袋に入ったままの物がたくさんありました。白いレジ袋は中に何が入っているかわからないため、中身がひと目でわかるよう透明な袋に入れ替えると物が迷子になりません。

片付け術【9】食品は種類別にカゴに分けて収納
カップラーメンなどの食品は、種類別に分けてカゴ等に入れて収納すると探しやすいですよ。

片付け術【10】カゴ収納は倒れやすいものにも便利
レトルトのカレーやタレなど倒れやすいものは、カゴに立てて収納することで、何があるのか一目瞭然!

片付け術【11】袋のヒラヒラした部分は切る
1袋に何個も入っている商品は、袋を開けた時の余分なヒラヒラした部分は取ってから収納しましょう。

片付け術【12】箱から出すとスペースのムダが省ける
コーンスープなど何個も連なっている缶は、箱から出したほうがキレイに収納できます。

片付け術【13】「元に戻すこと」を習慣にする
「引っ越してきた日以来のキレイさです!」とご満悦のSさん。
これをキープするには「元に戻す」を習慣にすること。これが大事なポイントです。

Sさんと小川先生がキッチンの整理整頓を進める間、平松くんは一人せっせと玄関横の収納を整頓してくれました。空いた収納スペースには、「家族写真などを飾って、帰ってきた時にホッとできる空間にしたいです」と話すSさんは嬉しそう。

小川先生のアドバイスの下、キレイなご自宅になりました!今回のお助けも大成功!!

この記事の画像を見る
PAGE TOP