漫画家志望の小学5年生…「男の子の画が上手に描けない」悩みを解決!イラストがみるみる上達した画力UPのマル秘技とは?

漫画家志望の小学5年生…「男の子の画が上手に描けない」悩みを解決!イラストがみるみる上達した画力UPのマル秘技とは?

ボイメン平松賢人がお悩みをサポート

毎週月~金曜日の夕方にCBCテレビで放送している情報番組【チャント!】。毎週水曜日の人気コーナー『全力!お助けちゃん』では毎回、何事にも全力で取り組むBOYS AND MENの平松賢人が視聴者の方から寄せられたお悩みをサポートしています。

今回のお悩み「男の子の画が上手に描けない」

今回の依頼者は、小学5年生Hちゃん。5歳の時から毎日のように画を描き、将来は漫画家を目指しているそう。

そんなHちゃんのお悩みは、男の子の画が上手に描けないこと。今までに1度しか男の子の画を描いたことがないのだとか。

まずは平松くんをモデルに、人生2回目の男の子の画に挑戦!

描くこと5分。爽やかな男の子のイラストが描けていますが、足が内股になっていたり、表情が女の子っぽいなど、Hちゃんはあまり納得がいっていない様子です。

そこで、イラスト・マンガ教室【SMILES(スマイルズ)】のわたるみ先生の元へ。

先ほどの平松くんを描いた画を見てもらうと、「立体感や体全体を見た時の“男らしさ”がもう少しあった方がいいですね」とわたるみ先生。Hちゃんへの課題を踏まえてレッスンをしていきましょう!

わたるみ先生曰く、画を描く上で一番大切なことは『“あたり”つまり“下描き”をしっかり描くこと』。

まずは顔から。最初にパーツの位置をしっかり決めていきます。男の子の目の位置は、顔の真ん中くらいに。目の位置が低いと可愛くなってしまうので注意してください。
顔の輪郭は、男の子なのでかっこよくシュッとホームベースのような形に。
これはあくまでも“あたり”なので、ホームベース型の頬の部分に肉感を付けて丸みを帯びた輪郭にしたり、より細くしたりするなどで調整していきます。

次は髪の毛。あたりの時点でヘアスタイルの印象を描いてしまいましょう。正面から見てつむじの位置にチェックを入れ、つむじから髪の毛を描いていくと自然なヘアスタイルになります。

教えてもらったポイントを押えながら描き進める中、「紙を裏返して蛍光灯にかざして見ると、画のズレが一発でわかるよ」とわたるみ先生からアドバイスが。早速裏返して見てみると…「ああ、確かに」とHちゃん。
裏返して見ることで、意識していない歪みを視覚化することができるので、自分のクセやズレに気づくことができるそうです。

次のステップでは各パーツを描いていきます。

最初に頬の位置を決めましょう。頬の位置の上に目があることを予想してみて、違和感がなければOK。今回は男の子なので鼻筋は長く描き、口は丸みをつけて柔らかい感じにしました。

次は目です。目は顔を描く上で最も重要なパーツ。その人物が持つ雰囲気をしっかり捉えて描きましょう。

そして顔の画が完成!

わたるみ先生も平松くんも「素晴らしい!」と大絶賛。Hちゃんも「全然違う!」とご満悦です。最初にあたりを描いたことで、男の子らしさが格段にアップしました。

続いては体の描き方です。こちらも重要なのは“体のあたり”。描く上で重要なのが「どこから見ているのか」ということ。つまり目線の位置です。
例えば、腰のあたりが目線の高さだった場合、上半身は見上げ、下半身は見下ろしています。
目線を踏まえて、肩や膝、肘、かかとなど関節の位置にもあたりをつけて描くことで、立体感が生まれます。

手の描き方もコツは同じ。最初に指の関節を丸で描き、そこから繋げていきます。すると立体感のある手を描くことができるのです。

さぁ、ここからは練習あるのみ。
2時間練習をし、いよいよ完成した画の披露です!

最初に描いた画と比べてみると、まさか同じ日に同じ人が描いたと思えない上達ぶり!!
わたるみ先生も「正直ここまで描いてくれると思わなかった」と驚きを隠せません。Hちゃん本人も「スゴイ!全然違う!」と大満足。

そして、「このコーナーがあったからこうなれた」というHちゃんの言葉に、「ありがとーー!」と感動の平松くん。今回のお助けも大成功です!!

幼い時にお母さんの漫画を読んで、その世界感にのめり込み、「自分も人を魅了させられる漫画家になりたい!」と志すようになったHちゃん。
これからもっともっとレベルアップして、私たちを魅了する漫画家さんになってくださいね。いつかHちゃんの漫画が読める日を楽しみにしています!

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