今年は“キャベツ”が豊作でお値打ち!?農家に聞いた今作りたいお手軽&大量消費レシピをご紹介
今が旬の野菜といえばキャベツ。実は今年は、暖冬の影響でキャベツが豊作でお値打ち価格になっています。「農家の大量消費メシ」では、農家さんにたくさんレシピを聞き込み!産地で出てきた驚きの超お手軽レシピから、産地だからこそできる豪快レシピまでをご紹介します。
今年は豊作!暖冬傾向で順調に育った大玉で品質のいいキャベツ
全国1位の出荷量を誇るキャベツ大国愛知県の中でも、特に出荷量が多いのが田原市です。今の時期は町中キャベツだらけ!収穫作業をしていた農家さんに、今年の出来具合を尋ねました。
(キャベツ農家)
「甘藍(キャベツ)たち、台風にあびてない。だもんでストレスフリーでさ、すこやかに育ってくれたもんで大きい。ほんで、おいしい」
例年より品質も良く、大きいキャベツがたくさんとれている田原市では、出荷時には荷下ろしを待つトラックで集荷場に行列が出来るほど。多い日には一日およそ8000トンのキャベツが出荷されていきます。
そんなキャベツは、近隣の道の駅などでお値打ちに購入が可能です。撮影時には1玉100円前後で買うことができました。
(浜松市から来たお客さん)
「(Qきょうはどちらから?)浜松市。ここのキャベツは、新鮮で安い。田原市に来ると、寄って帰る」
近隣からも買いに来るほど、人気があるようです。
レンチンから豪快キムチまでキャベツで作るレシピが続々
キャベツを買いに来ていた奥様に、忙しい人必見の簡単レシピ「レンチンキャベツ」を教えてもらいました!
(浜松市から来たお客さん)
「一番簡単なのは、レンジでチン。ざく切りキャベツにツナを乗せて、600Wで1分温める。私は醤油が好きだけど、ドレッシングでもマヨネーズでもなんでも合う」
畑で収穫作業をしていた農家の方からは、ごはんの上に千切りキャベツ、塩コショウとオリーブオイルをかける「キャベツ丼」がおすすめとの声が。
さらに畑でレシピ調査をしていると、キャベツ農家の人が良く作るという「キムチ」のレシピを教えてもらいました。使うキャベツはなんと30玉!漬物専用の洗濯機でキャベツを脱水し、漬け込むための調味料も大量です。
豪快に作るからおいしい!キャベツ農家のキムチの材料は…
キムチの素8本、ヤンニンジャン1.4キロ、砂糖1キロ、刻んだリンゴ10個、乾燥小エビ10袋、スルメイカ5袋、水あめ7本。
これらをすべて混ぜ、特製キムチの素が完成!この中に、キャベツ30玉、ニンジン30本、ニラ20束を入れて、しっかり絡ませれば完成です。
他にも、お好み焼き、中華風キャベツ炒め、ロールキャベツなど数多くのレシピが出てきました。
キャベツ×豚肉で簡単メニュー!珍しい「キャベツの天ぷら」!?
今回、キャベツレシピを知り尽くした「JAあいちみなみ常春部会」の皆さんに、キャベツと豚肉を使った、簡単レシピを4種類作ってもらいました。1品目は焼くだけ簡単レシピ。
(キャベツ農家)
「蒸し焼きにします」
1.キャベツを8等分に切りフライパンでブロッコリーと一緒に両面焦げ目をつける
2.水を入れたら蓋をして3分ほど蒸し焼きにする
3.市販の塩こうじとおろしたニンニク、オリーブオイルを同量入れ軽く火にかけてバーニャカウダ風ソースを作る
このソースと生のキャベツと合わせるだけでも、おつまみに早変わりする優れものです。蒸しあがったキャベツとブロッコリーを、あらかじめ焼いておいた豚ロースに先ほどのソースをかければ「キャベツと豚肉の蒸し焼き」が完成!
2品目は、たった“5分”でできるお手軽レシピ。
1.千切りキャベツをレンジで2分温める
2.焼いた豚肉を刻んで塩コショウと和える
3.シソと一緒にライスペーパーでくるむ
これで「キャベツと豚肉の生春巻き」の完成です。
3品目は「キャベツの肉巻き天ぷら」。作り方は、紅生姜と千切りキャベツを豚肉で巻き、てんぷら粉で揚げるだけとシンプルです。
(キャベツ農家)
「お好み焼きを天ぷらにした感じ」
豚肉を巻くことで、千切りキャベツが散らばりません。最後は、ラー油がアクセントの「キャベツと豚肉のクラムチャウダー風」と計4品が完成しました。これから春にかけて旬を迎えるキャベツで、おいしいメニューを作ってみてはいかがでしょうか。
CBCテレビ「チャント!」1月16日放送より