レシピに書かれている「ふんわりラップを」 正しいかけ方知ってる?ラップのかけ方で料理の出来が激変!
皆さんはレシピに出てくる「ふんわりラップ」の正しいかけ方を知っていますか?「ふんわりラップのかけ方を勘違いしていた」というツイートに、多くの方が反応。勘違いしていた人が意外に多かったことが話題になりました。ラップのかけ方で、料理がどのくらい変わるのかも実験しました。 CBCテレビ「チャント!」6月6日放送から
「ふんわりラップ」は容器の端がポイント!
『よく見る「ふんわりラップをして」というのを、かけているのか、かけていないのか分からないようなテキトーな感じで被せていたけれど、本当は器のフチにしっかり密着させて、真ん中を弛ませるというのを最近知った。』
このラップのかけ方の勘違いが、5月末にツイッターに上がると、多くの方が反応。9.9万いいね!が付き、話題になりました。
家電メーカー「パナソニック」はホームページで、正しい「ふんわりラップ」を説明しています。やり方は(1)容器の上でラップに余裕を持たせて切る。(2)両サイドをそれぞれ持ち上げて、たるみを持たせて張り直す。(3)ラップの隙間を押さえる。以上の3工程です。真ん中にゆとりができるように、ふんわりとかけても、端はしっかり容器に密着させる必要があるとのこと。
隙間を押さえる理由は2つ。1つは食品の水分を逃さず加熱できるから。もう1つは、蒸気で膨らんでも、ふんわりラップかけておけば破裂の心配なく加熱できるからです。
ラップのかけ方でおいしさが違う?
正しいふんわりラップと、間違ったかけ方では、どのくらい料理の味が違うのか、試してみました。実験には、水分量でおいしさが変わりやすい「鶏肉のささみ」を使用。レシピサイト「デリッシュキッチン」に載っている「ささみの蒸し方」を見ると、料理工程に「ふんわりとラップをして、600Wのレンジで3~4分加熱」という箇所があります。レンジにかける時に、正しいふんわりラップをかけたものと、ふんわりかけすぎて端に隙間が空いているものとで、比較します。
見た目はさほど変わらない2つの料理。実際に食べてみると、間違ったラップの鶏肉は、少しパサつきがあるように感じます。正しいふんわりラップの鶏肉は、食感が良く、口の中で繊維がほぐれていきます。水分がたっぷり含まれていてジューシー!
ラップのかけ方ひとつで、こんなにも料理の出来に違いが出るとは驚きです!皆さんも日頃のお料理の参考にしてみては?
『チャント!』は、CBCテレビで毎週月~金曜日の夕方15:49 - 19:00に放送されている東海3県向けの夕方ワイドニュース・情報番組です。