アイデアがすごい!「マヨネーズ」と「塩こうじ」で時短&おいしい料理が次々と完成!
スーパーで、ちょっと気になるのが他人のお買い物です。名古屋市千種区にある「覚王山フランテ」で、買い物を終えたお客さんのカゴの中を調べる「カゴ中 大調査」。買った食材で何を作るのか?意外な調理方法で作り上げる“我が家流”料理を取材させてもらいました。
マヨネーズでフワッと!子どものつまみ食いが止まらない「ささみ揚げ」
フランテの商品は見るだけで楽しいという30代主婦は、鶏のささみをお買い上げ。
(香織さん)
「ささみを天ぷら粉につけて揚げると、スナック感覚で子どもが食べる。結構つくっています。チキンナゲットみたいな感じですね」
夕飯の準備前に作っておくと、子どもたちがおとなしく食べてくれるので、夕食の支度がしやすくなるという「ささみ揚げ」。ぜひ撮影したいとお願いし、お宅にお邪魔しました。
ささみ揚げは、ささみの筋を取り除き、食べやすいサイズにカットしたら塩コショウで味付け。先に天ぷら粉をまぶしておくと、衣がつきやすいそうです。そして天ぷら粉に水を加えると、なんと衣にマヨネーズを加えます。
(香織さん)
「(味が)まろやかになって、フワッとできるので」
マヨネーズ入りの衣を付けたら、オリーブオイルで揚げます。このお料理を最初に作るのがママの作戦です。
夕食準備中も、ママにかまってほしい姉妹。先にささみ揚げを作れば、娘たちはつまみ食いに夢中になり、素早く夕食の支度をすることができます。名付けて「ささみ揚げ オトリ作戦」です。この日も姉妹がつまみ食いしている間に、豚肉と野菜の炒めものを作りました。
1才半の息子がもりもり食べる!野菜の水分だけで作る「みぞれ鍋」
カゴ中調査を続けていると、お散歩がてら買い物に来たという20代主婦が、ポン酢を買っているのを発見。
(20代主婦)
「ポン酢。よく家で鍋をするので、色々いいのがないか試しています」
この日はポン酢の他に、豚バラ肉やキャベツ、マイタケを購入。今日は何を作るのでしょうか?
(20代主婦)
「きょうは、みぞれ鍋。大根おろし入れて、キノコも全部入れて」
市販の鍋つゆは使わず、野菜から出る水分だけでつくる無水鍋とのこと。お鍋を撮影させてもらえないか交渉し、お宅にお邪魔しました。
1才半の息子さんとご主人の3人暮らしのお宅のキッチンは、ピカピカ!それもそのはず、今年の春建てたばかりの新築の一軒家です。
みぞれ鍋は、キャベツ、水菜、にんじん、キノコ類を食べやすいサイズに切ってお鍋へ。その上に豚バラ肉を敷き詰めたら、最後に大根おろしを1本半以上追加。そして、ここからが“我が家流”!だしパックは袋を破り、中の粉を直接具材の上にかけます。
(20代主婦)
「水を入れないので、粉で入れたほうがいいかな」
このほうが、だしがしっかり出るといいます。あとは火をつけて待つだけ。野菜からしっかり水分が出ています。無水で作ることで、野菜がよりシャキシャキとおいしくなるのだそうです。鍋料理だと息子さんがしっかり野菜を食べるので、ありがたいと奥様。次は無水カレーを作ってみたいとのことでした。
時短&おいしい!万能すぎる「こうじ」を使った料理
覚王山フランテへ戻り、次に出会ったのは…
(新田ナオミさん)
「キュウリは塩こうじ漬けにします。サラダみたいに切って、袋にキュウリを入れて塩こうじを入れて終わり」
料理に使わない日はないほど「塩こうじ」にハマっているという新田さん。時間をかけずにおいしい料理を作るためには、塩こうじが便利とのこと。キュウリの塩こうじ漬け以外にも、色々なオリジナルレシピを持っていると聞き、撮影させてもらえないか交渉。お宅訪問が実現しました。
塩こうじは、新田さんの出身地である津島市のものを使用。キュウリを切ったら、塩こうじとともに袋に入れ、30分放っておくだけでキュウリの塩こうじ漬けが完成。
続いて、キャベツを適当に切り、オリーブオイル、酒を入れて炒め、最後に塩こうじを加えただけで、おいしそうな炒めものが完成しました。
続いて、冷蔵庫から出てきたのは「醤油こうじ」。醤油こうじに2日間漬け込んだ豚肉を、フライパンで炒めて、先ほどのキャベツの炒めものに乗せてれば、メイン料理の完成です。
お肉の味付けは、醤油こうじだけ。こうじを使うようになって、料理に使う調味料の数がずいぶん減ったそう。娘さんたちも、お母さんが作った料理の味に太鼓判を押します。
(新田ナオミさん)
「時短にもなるし、おいしくなるし、時間がないとき焼くだけなので、おすすめです」
それぞれの“我が家流”が出てきた、今回のカゴ中大調査。協力してくださった皆さん、ありがとうございました!
CBCテレビ「チャント!」6月6日放送より