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岐阜県瑞浪市の愛されフード『石焼ひつまぶし』を調査! 加藤愛アナが思わず涙した半生&誕生秘話とは?

岐阜県瑞浪市の愛されフード『石焼ひつまぶし』を調査! 加藤愛アナが思わず涙した半生&誕生秘話とは?
CBCテレビ『チャント!』いただきます!ほぼ地元だけ 愛されフード

その町以外ではあまり知られていないけど…地元の人はみんな知っている! その町で生まれ、根づく愛されフード。CBCの加藤愛アナウンサーが全力で調査します。今回は、『岐阜県瑞浪市』の『石焼ひつまぶし』です。

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【動画はコチラ】ほぼ岐阜・瑞浪市だけ愛されフード『石焼ひつまぶし』をいただきます!【チャント!】

追いダレで仕上げる楽しみ! 音と香りで食欲を誘う

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“ひつまぶし”といえば、名古屋のイメージ。石焼スタイルは馴染みがなく、加藤アナは「もしかして、キムチとか入ってます?」と石焼ビビンバ風を想像しますが、地元の方々によると、“石焼ビビンバの器”を使った鰻のひつまぶしとのこと。段違いの香ばしさとパリふわ食感が特徴で、熱さが長く続くため、最後に“おこげ”まで楽しめるオマケつき。『鵜舟(うぶね)』という店の看板商品だとか。

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おじゃました『鵜舟』は、JR瑞浪駅から徒歩5分ほどの1965年創業の瑞浪市民御用達の日本料理店。普通のうな丼やひつまぶしもありますが、人気が高いのが『石焼ひつまぶし』で、お好みで“追いダレ”をかけます。加藤アナが、直火で熱せられたアツアツの器のヘリに回しかけると、「ジュ~」という音とタレの香ばしい香りが立ち昇ってきました。「食べる前からもうおいしい!」と気分も上がったところで、甘辛いタレで仕上げた『石焼ひつまぶし』を味わいました。

「こんなひつまぶしは食べたことがない!」と“おこげ”まで楽しむ

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『石焼ひつまぶし』で最も重要なのが、タレ! 近隣の八百津町の醤油と川辺町のみりんを使い、創業からおよそ60年継ぎ足しで作っている“秘伝のタレ”だとか。 その作り方が独特で、鍋にみりんを大量に入れ、フランベのように火を点けてアルコール分を飛ばし、さらによく煮詰めることで甘みを凝縮します。

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基本のレシピは先代から受け継いだものを変えていませんが、数年前に今のみりんと出会い、糖分を入れなくてもコクと甘みが増して、味がマイルドになったとか。このタレと相まって出来た“おこげ”はそのまま食べてもおいしいですが、お茶漬け用のだしをかけると、香ばしさを残しつつ、やわらかくなって絶品です。加藤アナは「こんなひつまぶしは食べたことがない!」と様々な食べ方で堪能しました。

人生が一変! 必死に店を守った先に生まれた『石焼ひつまぶし』

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店を創業したのは、ご主人の父である先代。当初は、瑞浪市内では珍しい寿司店でした。かつて、陶磁器の一大産地であった瑞浪市。窯で働く人たちには冷たい食事が好まれ、寿司の出前が多かったそうですが、それと同じく人気だったのが、疲れを癒しスタミナがつく濃厚な甘辛ダレの鰻。しかし、秘伝のタレのレシピだけを残し、先代は47歳の若さで逝去します。大学に通いながら2代目を継いだご主人にとって、修業に出られなかったことが大きな負い目になったそう。

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それから15年間、必死に店を守り、店舗を建て替えた際、考案したのが『石焼ひつまぶし』。石焼きビビンバをヒントに、地元の窯元で見つけた直火で加熱が可能な器を使って、完成させました。今から20年前、36歳の秋のことでした。大学在学中に人生が一変した話を聞いて、思わず涙した加藤アナ。お父さんの背中を追い、家族が支え合い生まれた感動の味『石焼ひつまぶし』でした。

(CBCテレビ「チャント!」8月31日(木)放送より)

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