普通に感想しゃべり出すトランプマン…トム・ブラウンみちお、リスと戦う超展開「栗の早むき選手権」が混沌すぎた
30日午後、CBCテレビ『ちょい足し』で、三重県多気町に誕生した大型商業リゾート施設・VISONを特集。全国から人気飲食店等が集結する中、ピン芸人・くまだまさしさんがリポートした世界的パティシエ・辻口シェフの秋限定「栗のミルフィーユ」をきっかけに、栗にまつわる“ちなみに情報”が次々ちょい足しされました。
栗と言えば、皮が固くてむきにくい“甘栗”。そこで京大卒の雑学の権威・平林純先生に、甘栗を早く上手にむく方法について聞いてみると「一番弱い部分に力をかけて、ヒビを入れた上で爪とかで割っていくのが一番早いやり方です。応力集中ですね」と説明。甘栗の先端や角は割れやすいため、まずはそこにヒビを入れ、割れた部分を起点に、角に沿ってむいていくのがいいとのことでした。
早速、くまださんが先生の理論をもとにむいてみると2個で46秒。確かに早いですが、もっと早くむける人はいないのか…と、さらなる“ちょい足し”。怪力男、器用すぎる男、未知数の生物の3者が栗を2個むくタイムを競う「栗の早むき選手権」が開催されました。
1人目は握力60kgという芸能界随一の怪力を持つお笑いコンビ、トム・ブラウンのみちおさん。2人目はマジック界のレジェンドで、その器用さは神クラスのトランプマンさん。最後の“1匹”は、ぎふ金華山リス村で飼育されているリス。鋭い前歯が特徴で、村長いわく「栗は大好物」。ちなみにリスだけは生の栗でのチャレンジです。
秋の絶品スイーツ紹介から栗の早むき選手権への超展開をスタジオで見守っていたMC・ミキの亜生さんは「僕は生粋のトランプマンさんファンなので。感謝祭でもずっとトランプマンさんと一緒に走ってました!」と興奮気味にトランプマンさん勝利を確信。一方、昴生さんが「これはリスやろ」と、木の実を食べる本職には勝てないと指摘すると、ゲストの若槻千夏さんは怪力のみちおさんが一番早いと予想しました。
号砲が響き、トム・ブラウンみちおさんが好スタート。圧倒的な握力で一気に押し潰す作戦です。トランプマンさんも良いペースで皮をむいていきますが、顔をよく見てみると、こんなに厳しい表情は見た事がないと言うほど、歯を食いしばって物凄い形相に。
所変わって金華山のリスは、器用に生栗を押さえて歯で噛み割っていきます。しかし、ここでハプニング発生。別のリスが美味しそうな栗に気づいて乱入してきたのです。これに驚いた参加リスはすぐさま栗をくわえて逃げて行ってしまいました。「食べきれない物は隠して保存する習性があります」との園長の解説通り、栗は木の穴の中に…。リス、脱落です。
結局、3者の中で最も早くむけたのは怪力に物を言わせたトム・ブラウンみちおさん。叩き出したタイムは、何と平林先生のむき方を実践したくまださんよりもかなり早い26秒。続いてトランプマンさんが5秒遅れの31秒。こちらもくまださんの46秒を抜き、手先で勝負するマジシャンとしての力を見せつけました。
すると「30秒切れると思ったんだけどな…。実はこの日のために、爪を伸ばしておいたんですよ(笑)」と、番組スタッフとナチュラルに話しこむトランプマンさん。その姿は“諸事情”により映像のみでお楽しみいただく形となっていたのでした。
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(10月30日(土)午後5時放送 CBCテレビ『ちょい足し』より)