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こんなに種類あるの…旅館の“部屋食”で点火する『青いアレ』の謎に迫る シェア6割強の会社「青はほぼ当社の物」

こんなに種類あるの…旅館の“部屋食”で点火する『青いアレ』の謎に迫る シェア6割強の会社「青はほぼ当社の物」
CBCテレビ『ちょい足し』

 23日午後、CBCテレビ『ちょい足し』で、日本三名泉のひとつとも言われる岐阜県の下呂温泉を特集。最近増えている食べ歩きグルメや絶品スイーツなどについて、お笑い芸人のとにかく明るい安村さんがリポートしました。

CBCテレビ『ちょい足し』

 今回の番組では、通常のリポートに「なんで湯船にタオルを浸けたらダメ?」「なんで風呂上がりは牛乳を飲む?」など、温泉街で誰もが感じる“素朴な疑問”をちょい足し。老舗旅館の水明館でも、そんな疑問を見つけました。

 水明館では現在、旅行雑誌「東海じゃらん」とコラボして作った1日10個限定のネコの顔をしたマリトッツォ『にゃらトッツォ』や、カエルがお風呂に入っている姿がかわいらしい『まっちゃティラミス』が大人気。

CBCテレビ『ちょい足し』

 そしてコロナ禍の今、家族連れの宿泊客に特に人気を集めているのが朝食の“お部屋食”です。

CBCテレビ『ちょい足し』

「あ~最高!もう何から食べていいやら、豪華すぎて」と、朝に食べたい料理が詰まった和定食に胸躍る安村さんでしたが、火で温められている岐阜の郷土料理『美濃古地鶏の朴葉味噌焼き』を食べていて素朴な疑問が…。「この着火剤っていうんですかね、青いコレ。必ずコレなんですけど、改めて見ると何なんだろう?」

 というわけで、その青いモノを作っているという株式会社ニイタカさんにその場で電話取材。「なんで旅館では必ず固形燃料で温めるんですか?」と尋ねた安村さんに、ニイタカの桜木さんは「全てのお客様に温かい料理は温かく、より美味しく召し上がっていただくために、固形燃料が必要となります」と回答。

 日本全国のホテルや旅館が使っている固形燃料のうち、ニイタカはシェア6割強を誇るとのこと。「なので青色の燃料はほぼ当社の固形燃料かなと思います」と桜木さんは胸を張っていました。

CBCテレビ『ちょい足し』

 ちなみに、ニイタカの固形燃料の大きさは7gから40gまで全部で8種類。それぞれ燃焼時間が異なるそうで、例えば安村さんが食べた朴葉味噌焼きには10gの固形燃料を使うなど、その料理に一番適したサイズを選ぶことができるのです。

CBCテレビ『ちょい足し』

 そこで、この旅館にある一番大きな25gの固形燃料1つでどれくらい分厚いお肉が焼けるのかを実験。厚さ1cm、2cm、3cmで比べてみます。

 25gの固形燃料は18分から25分程持つそうで、厚さ3cmのお肉は、中がまだ若干生だったものの、1cm、2cmはしっかり美味しく焼けていました。

 旅館やホテルのお部屋食がより美味しい状態で食べられるよう、進化を続けていた固形燃料。小さな鍋や鉄板の下で、温泉文化の一端を日々支えています。

「ちょい足し」最新話は、TVerとLocipoにて期間限定で無料配信中。

(10月23日(土)午後5時放送 CBCテレビ『ちょい足し』より)

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