CBC若狭アナが渥美半島の冬の風物詩「はざかけ大根」を紹介!“幻のたくあん”に舌鼓!
TBS系朝の情報番組『THE TIME,』の中継コーナーに、CBCテレビの若狭敬一アナウンサーが登場。愛知県から幻の味と呼ばれる「はざかけ大根」のたくあんを紹介しました。
大根をキャッチ!生実況ではざかけを体験!
若狭アナが訪れたのは渥美半島の田原市。高さ約3メートル、幅約25メートルの木を組んで作った土台「はざ」の一番上にまたがり、中継を開始です。はざには、たくさんの大根の束がかけられていて、前方に広がる畑では約5000本の大根が育てられています。若狭アナは「結構怖いです!木で作っただけに、気を付けながらお伝えしていきます」とダジャレを交えつつ、田原の冬の風物詩を届けます。
はざかけ大根は、4本に束ねた大根を、はざにかけて干して作ります。海風にさらされてトータルで2週間ほど干した大根は、水気と辛みが抜け、甘みと旨みが凝縮されていきます。若狭アナがまたがっているあたりの葉っぱがしんなりした大根は10日ほど天日干しした状態。葉っぱが青々としている大根は、前日にかけたばかりのものだそうです。
ここで、キムラ漬物四代目の木村彰太さんが束にした大根を持って登場。現在はフォークリフトではざの上まで運びますが、今回は昔ながらのやり方を披露します。「お願いします!」と両手を構えた若狭アナは、木村さんが投げ上げた大根の束を見事にキャッチ!「無事にキャッチできました!一安心です!」と笑顔で、大根をはざにかけていきます。
“幻の味”渥美一丁漬たくあんを食リポ!
天日干しした大根は、米ぬかと塩で約3か月、長いものでは1年以上、漬け込んで乳酸発酵させます。最後に調味液に漬け、味付けすることで「渥美一丁漬たくあん」が完成します。渥美半島はかつて、たくあんの生産が日本一で、はざかけ大根で作ったものがほとんどだったそうです。今では、はざかけ大根で作る渥美一丁漬たくあんは全体の1割ほどになり、“幻のたくあん”と呼ばれています。
漬物を作る映像を流す間に、何とかはざの上から地上に降りた若狭アナ。幻のたくあんの味を食リポです!「炊き立てのご飯と贅沢にいただきます!」と土鍋を開けたものの、ご飯はまだ炊き上がっていない状態。結局、たくあんのみを食べることに。一口食べた若狭アナは「いい歯応え!キュキュッとして、ちょっとかためですね!甘すぎず、すっぱすぎず、丁度いい!天日に干していますので、切り干し大根のように大根の旨み甘みが凝縮されています。幻の味!」と絶賛です。
残念ながら熱々のご飯と一緒に食べることはできませんでしたが、最後は木村さんと共に笑顔で手を振り、中継を終えました。
(1月10日(水)放送TBS系『THE TIME,』より)