横山めぐみ【スジナシ】完全ノックアウト?鶴瓶「色っぽすぎんねん。まだ耳に残ってる!」
【2010年4月27日放送】
今回のゲストは横山めぐみさん。ドラマ「北の国から」でデビューした横山は脚本家の倉本さんから一言一句・語尾に至るまで変えてはいけないという教育を受けて、23年女優としてやってきた。アドリブなんて考えられないという。果たして・・・。
設定は「玄関の外」。スタジオにはきれいな一軒家の表周りとそれに続く路地が作られた。緊張する中、板付き横山、フレームイン鶴瓶で始まった。
いつもは探りあいをする鶴瓶とゲストとの関係だが、鶴瓶・横山コンビはスタート早々その関係を決定した。それが横山の第1声の「あ~・・・なあにぃ~、どこ行ってたのぉ?」と思いっきり甘えた声。この瞬間に鶴瓶と愛人関係が成立した。
そこから横山のテンポの良さは圧巻。まるで台本があるかのように鶴瓶との芝居を続ける。丁々発止な台詞の応酬で、抜き差しなら無い関係が次第に明らかになってくる。
鶴瓶は従業員20人ほどの会社を経営しており、そこの社員(横山)と愛人関係となったが、社内での馴れ馴れしい態度から鶴瓶の奥さんにバレる寸前だという。
この家は鶴瓶が奥さんに内緒で横山のために借りている一軒家なので、今回バレそうになったのを機に、この家から出て行くように迫る鶴瓶。当然拒否する横山に対して、代わりの家は用意してあると言う鶴瓶。その家は「家賃7万8千円、八王子、1DK」だという。断固拒否する横山との間で押し問答は続き、ついに鶴瓶は貸していた200万を返して欲しいとお願いし始める。それに対し「あのお金使っちゃった」と能天気に答える横山。
一見シリアスなようで、結果ただの痴話喧嘩のようなやり取りが続いた後、突如鶴瓶は緊迫する。あたふたと慌て始めたのである。そして嫌がる横山を家の中に押し込め、セット裏へと走っていったのだった。その後戻ってきた鶴瓶の手には、何故か女性もののバックが握り締められていた。咄嗟に取った行動だが、本人も意味不明なこの状態。「これ誰の?」と聞く横山に「間違えた、間違えた」を連発する鶴瓶。
鶴瓶の真意が分からないまま、またもとの喧嘩が始まる。しかし、先ほどの意味不明な行動が響いてか、鶴瓶の旗色が悪くなる。
「今日はうちのやつのことに帰るから、そんで纏めて、また改めて来るから」とこの場を逃げ出そうとする鶴瓶に対して、横山の殺し文句が炸裂する。
「え~・・・今日は、いて欲しい・・・」
「・・・」
この台詞に一発でノックアウトの鶴瓶は、結局強く言い出せないまま、メロメロになってしまったのだった。