勝村政信【スジナシ】「最低やこの男!」鶴瓶が笑顔で発狂!?究極の無茶ぶり合戦
【2000年9月20日初回放送】
今回の設定は『ビルの屋上で男2人』。ということで?スタジオ前室に現われたのは、いきなりクマの着ぐるみだった。多分いや絶対に中には勝村さんが入っているであろうクマは、そのままスタジオの『夕暮れの屋上』のセットに入った。スタートは、手すり際のクマと鶴瓶の2ショット。鶴瓶はクマに「部長・・」と語り掛ける。
「ふん?..」と軽い返事をするクマ。鶴瓶は、「部長、すみませんもうやめさせてください。」と上司に辞職を頼んでいるという流れになった。再就職した鶴瓶が慣れない『ぬいぐるみショウ』の仕事や年下の先輩との人間関係に疲れているらしい。部長の勝村は、クマのまま鶴瓶に説教を始める。ぬいぐるみショウの仕事に熱意を持っている勝村は、鶴瓶を説得しながらクマの役を鶴瓶に練習させる。後は、勝村の思うままにクマになった鶴瓶が振り付けをされたり台詞を与えられたりして屋上で踊らされるという一方的な展開になる。スジナシが終わったあと鶴瓶は、「このパターンにだけはなりたくなかったんや!」と。スタジオで見ていた私たちは、久々に笑いをこらえるのに辛い思いをしたのでした。
番組紹介

笑福亭鶴瓶とゲストがその日に知らされるセットの中で、台本(=スジ)ナシ・打合せナシ・NGナシのぶっつけ本番で“即興ドラマ”を演じるバラエティ番組「スジナシ」。1998年にCBCテレビで放送を開始し、2011年からは番組名を「鶴瓶のスジナシ」に。進行役にフリーアナウンサーの中井美穂さんが加わりました。その後、2014年に番組は終了し、現在は定期的に舞台公演が開かれています。
その魅力は、意外なストーリー展開や、想像を絶する結末など、台本が無いからこそ生み出される多様なドラマ。お互いの意思が上手く通じ合ったことで生まれた名作や意思の疎通が出来なかったことで生まれた快作…絶対に先がよめないハラハラドキドキ感で多くの人の支持を得てきました。
そんなスジナシの名作・傑作選がYouTubeにて再び楽しめることになりました。毎週金曜20時に1話ずつ追加されていきます。是非ご期待ください。