李麗仙【スジナシ】鶴瓶「俺知らんかった!」ラストシーンで急展開!?
【2000年7月12日初回放送】
今回のゲストは李 麗仙(り れいせん)。舞台の設定は『病室の男と女』。鶴瓶は入院中でベッドの上、そこへ「こんにちわ、どう加減は?」と明るく声を掛けながら入って来る李麗仙。午後の病院・病室のどこでも見られる普通の夫婦という雰囲気で始まった。
李が持ってきた紙袋には、高級な国産サクランボと競馬新聞が入っていた。「このサクランボ美味しいわよ。食べましょうよ…」と夫を誘いながら競馬新聞を拡げる李「たまには馬券を買いませんか?」と食べながら競馬新聞を見る二人。鶴瓶はそれとなく体の具合を口にして入院の原因を探ろうとするが「ただの検査入院なのに、なに心配してるんですか?」と軽く受け流す李。「退院したら二人で旅行でもしよか?」と昔見た映画のワンシーンで見た奇麗な海へ行くことを約束し指きりげんまんをする二人。スジナシは淡々と流れてゆく。
『このまま終わるのかな?』と見ている誰もが思ったが、「俺、ちょっと寝るわ・・」と顔の上に腕を乗せる鶴瓶のベッドの傍らで片付けものをしながら迫真の表情を浮かべる李。ここまでの淡々としたスジナシの流れは、この最後の李の一瞬の表情のための積み重ねであった。
番組紹介

笑福亭鶴瓶とゲストがその日に知らされるセットの中で、台本(=スジ)ナシ・打合せナシ・NGナシのぶっつけ本番で“即興ドラマ”を演じるバラエティ番組「スジナシ」。1998年にCBCテレビで放送を開始し、2011年からは番組名を「鶴瓶のスジナシ」に。進行役にフリーアナウンサーの中井美穂さんが加わりました。その後、2014年に番組は終了し、現在は定期的に舞台公演が開かれています。
その魅力は、意外なストーリー展開や、想像を絶する結末など、台本が無いからこそ生み出される多様なドラマ。お互いの意思が上手く通じ合ったことで生まれた名作や意思の疎通が出来なかったことで生まれた快作…絶対に先がよめないハラハラドキドキ感で多くの人の支持を得てきました。
そんなスジナシの名作・傑作選がYouTubeにて再び楽しめることになりました。毎週金曜20時に1話ずつ追加されていきます。是非ご期待ください。