「ラム肉カレー」「自家製ゴマダレ」「野菜炒め」!家族思いなお母さんの“マル秘お料理レシピ”を大公開!
スーパーで、ちょっと気になるのが他人のお買い物です。名古屋市千種区にある「覚王山フランテ」で、買い物を終えたお客さんのカゴの中を調べる「カゴ中 大調査」。買った食材で何を作るのか?調理方法のこだわりは? “我が家流”料理を取材させてもらいました。
簡単!独特の臭みを消した「ラム肉カレー」は家族好みにルーをブレンド
「覚王山フランテ」に久しぶりに来たという40代パート女性は、ラム肉をお買い上げ。覚王山フランテは、よくあるラムチョップに加えて、モモ肉のスライスが販売されています。
(40代パート女性)
「カレーに入れます。カレーに。ちゃんとスパイスで処理してから(鍋に)入れる。全然臭くない」
“ラム肉独特の香りを消したカレー”の撮影の交渉をしたところ、二つ返事でOKをいただきました。娘さんが普段から「テレビに映りたい」と言っており、喜ぶと思ったからとのこと。
ラム肉は、ハーブやスパイスをかけて約1~2時間置くことで、独特の香りがほぼ消えるそう。さらに香り消しのために、鍋でニンニク・ショウガを炒めたら、ハーブを乗せたままのラム肉を炒めます。ラム肉を取り出したら今度は野菜です。
(40代パート女性)
「(Qカレーはよく作る?)主人が好きなので、週1回ぐらいは作る」
そして、甘口と中辛のルーを両方入れるのが“我が家流”。辛いのが好きなご主人と、辛さが苦手な娘たち、両方満足できるようルーを混ぜて辛さを整えます。ひと煮立ちさせたら、お肉も野菜もたっぷりのラムカレーの完成です。
家族も大満足のカレーに仕上がり、次は牛タンカレーを作りたいと意気込んでいました。
キノコは冷凍保存が◎!自家製ゴマダレの「豚しゃぶ」とは?
続いては、家族4人で買い物に来たという一家。息子さんは今日が3歳の誕生日です。カゴの中は、ブナシメジにトマト、モヤシに豚ロース肉。今回、初めてゴマダレを自分で作って豚しゃぶをすると聞き、お宅にお邪魔しました。
買ってきたブナシメジとモヤシを準備。このお宅では、キノコは冷凍保存するのが“我が家流”とのことです。その理由は…?
(綾香さん)
「キノコは冷凍するといいと(聞いた)。うまみが出ると聞くので」
買ってきたキノコは全て冷凍保存し、使う時はそのまま鍋へ投入しています。粉末ダシで取ったスープに、凍ったキノコを投入したら火を付けます。野菜が苦手な長女が、キノコなら食べるため、このメニューを考えました。煮立ちしたら、豚肉を入れて完成です。
(綾香さん)
「自分で作ってみようかなと思って」
今回、初めてゴマダレづくりに挑戦。練りゴマに、合わせみそ、酢、そしてマヨネーズとだししょうゆを目分量で入れて混ぜ合わせたら完成。
自作ゴマダレで食べる豚しゃぶは好評で、用意していた豚肉600gを家族4人でペロリと食べてしまいました。
ネギは部分ごとに使い分け!野菜がっぷり採れる愛情レシピ
最後は、毎週日曜日は野菜が安いため、必ず買い物に来るという、40代の主婦。カゴの中には、エリンギ、ナス、シイタケ、ナガイモ、ネギなど、野菜がたくさん入っていました。
(久郷玲子さん)
「焼きナスとか、野菜炒めとか」
ネギの使い方にこだわっており、先端に近い柔らかい部分は薬味用、その下の中間部分は炒め用と使い分けています。ネギを使い分けた野菜炒めを撮影したいとお願いしたところ快諾。
久郷さんは家族4人、そして黒柴のワンちゃんと暮らしています。早速ネギの使い分けを見せてもらいました。先端の柔らかい部分は薬味用として刻み、お味噌汁や納豆などに。真ん中は?
(久郷玲子さん)
「(中間部分は)野菜炒めに」
軽く加熱すると甘みが出るため、中間部分は炒めもの用に。根に近い白い部分は辛いので、しっかり煮込む麻婆豆腐などに使うそうです。豚肉、エリンギ、シイタケ、ナガイモに火がひととおり通ったら、ネギの真ん中部分を投入。味つけは醬油とオイスターソースで完成です。
もう一品、焼きナスは色々なレシピがありますが、このお宅ではオーブントースターでピーマンと一緒に焼き、味付けはポン酢だけ。栄養があるため、ピーマンは種付きのまま焼きます。彩りが良くて野菜が多く摂れると、家族からも好評でした。
それぞれの“我が家流”を発見できたお宅訪問。
カゴの中には、家族想いのこだわりが詰まっていました。
CBCテレビ「チャント!」7月4日放送より