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工藤公康氏就任で変わるか?「名古屋モンロー主義」からの脱却

工藤公康氏就任で変わるか?「名古屋モンロー主義」からの脱却

来シーズンからの中日ドラゴンズ新監督に、愛知県出身で元ソフトバンク監督の工藤公康氏が就任することが決まりました。工藤氏の就任を受け、球界内からも野球ファンからも大きな反響が寄せられています。10月10日放送のCBCラジオ『石塚元章ニュースマン!!』でも、ドラゴンズファンの加藤愛とCBC論説室の石塚元章特別解説委員が地元球団の転換期に注目しています。工藤氏がどんな指導を見せてくれるのか、そして今回なぜ工藤氏に白羽の矢が立ったのかを語ります。

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通称「優勝請負人」

石塚「ドラゴンズ新監督ですよ、工藤公康さん。どうですか?」

加藤「いやぁ驚きました。いつ発表になるのかなと楽しみにしてたので」

大のドラゴンズファンである加藤はこの日の朝に新監督の発表を知り、ハッと目が覚めたとワクワクしながら語ります。

石塚「何度も優勝経験があるという方ですよね」

工藤氏は1982年にライオンズに入団。通算224勝を挙げ、その後2011年に現役を引退しました。2015年からはソフトバンクホークスの監督を務め、7年の間に球団を5度も優勝に導くという快挙を達成した敏腕監督です。

石塚「名古屋出身の方なので、現在の愛工大名電高校で活躍していた頃から知っている人も多いんじゃないでしょうか」

なかなか最下位から脱却できないドラゴンズ。創設90周年という節目だったこともあり「今年こそは」と盛り上がっていただけに、ファンの落胆ぶりも大きかったと言われています。
6年連続Bクラスに沈んだチームをなんとかを立て直してほしいと、ファンからの期待が高まっています。

データに基づく緻密な指導

さて、そんな注目を集める工藤氏はいったいどんな指導をする方なのでしょうか。

石塚「相当戦略家で、緻密な指導をされると聞いていますよ」

工藤氏は近代野球の理論や理屈重視しているとのこと。パソコンに膨大な資料を保管しており、あらゆるデータから戦略や戦術を割り出し、練習方法やトレーニングの流れまでグラフやイラストで導き出すという、非常に視覚的にも分かりやすく、納得感のある指導をするのだとか。

石塚「大学院でスポーツ医学なども勉強されているだけあってそれだけに相当厳しいと言われていますが、きちんと理由と裏付けがあるタイプだと聞いてますので、いい厳しさだといいと思いますね」

加藤「強くなるという事を考えると、ある程度厳しいというのはしょうがないというか。それで強くなるんだったらファンとしては良いんじゃないかと思いますけどね」

新監督の発表があってから、各方面では「中日ドラゴンズはかなりしごかれる」とすでに言われているようですが、優勝を手にするため選手には頑張って欲しいというのがファンの思いのようです。

外部の力を

さらに今回の新監督就任に関して、興味深いことがあると石塚。

石塚「一度も中日ドラゴンズと縁がなかった人が監督に就任するのは久しぶりなんですよね。中日OBでもないしコーチやったこともない人っていうのは、山口監督以来かな」

これまではどことなく、「中日の監督は中日OB」という雰囲気があったと言います。その背景には、「名古屋モンロー主義」と言われた時代があったのだとか。

石塚「名古屋には大きな企業や財界が揃っているので、他の地域のものを入れなくても市内で完結する。外部の者はなかなか入れてもらえないという時代があったんです」

もちろん今はそれも変わってきていますが、かつては独自の自給的経済圏を築き、他地域から距離を置いた排他的な傾向を示す時期もあったそう。

石塚「それはそれでいい部分もあったと思うんだけど、外部の力を入れるとどうなるのか、どういう化学反応を起こすのだろうかと試す。そういう視点も一つあるような気がします」

中日ドラゴンズ球界における名古屋モンロー主義からの脱皮。このことがチームに新たな風を吹かせるきっかけになるのかもしれません。
いずれにしても、今後の中日からも目が離せませんね。
(吉村)
 

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