金融情報をどこまで預ける?チャットGPTが資産管理機能を公開
IT mediaが伝えたところによると、AI(人工知能)の研究と開発を行うアメリカのOpenAI社が、"ChatGPT"に金融口座を連携し、家計や資産の状況を把握できる「個人向け資産管理機能」を公開したそうです。便利さが増す一方で「金融データをどこまでAIに預けるのか?」という新しい懸念点も生まれています。5月17日放送のCBCラジオ『河原崎辰也 いくしかないだろう!』では、河原崎辰也とまーぼ春雨(盛庵)がこの話題を取り上げます。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く残高や投資状況を踏まえてAIが助言
今回のOpenAI社の発表によれば、このサービスはアメリカの有料ユーザー向けとのこと。
AIが一般的な助言ではなく、実際の残高や支出履歴、投資状況を踏まえて答えるというものです。
TシャツのデザインをAIで生成しているという河原崎。
まーぼ春雨「デザインも出来ちゃう」
河原崎「やっぱすごいな、と思うことが多い」
一方、金融口座とのAIについては…
まーぼ春雨「なんかちょっと怖いっていう気持ちもあるんですよね」
単に口座情報を渡すだけではなく、AIが具体的な相談に乗ってくれること。
金融市場が変動する可能性を考慮し、「ここは締めたほうがいい」「ここはドンといきましょう!」といった具体的なアドバイスもしてくれるだろう、と河原崎は予想します。
「信用スコア」がランク付けされる世界
親身な金融アドバイザーのようになってくれるAI。金融知識について苦手な人が多い中で、とても頼りになるツールになることは間違いありません。
河原崎「ただ、おっしゃるとおり、怖いなぁと」
収集・管理された個人データは将来的に必ず違う形に利用される、と警告する河原崎。
チャットGPTは健康管理も行うことをすでに明言しているそうです。
河原崎「健康とお金です!」
まーぼ春雨「生活のすべて(笑)」
結果として、個人の信用スコアが「ランク付け」されると予測する河原崎。向こう側(企業)にすべてのデータを握られてしまう恐ろしさを指摘します。
河原崎「買いたいもの、買えるもの、行ける場所。ランク付けされる。知らず知らずのうちに。そういう商売が来る。だって便利になれば、人間はどうしてもそっちに行くから」
まーぼ春雨「行きます!」
生活がすべて筒抜け?
スマートフォン普及のように、いまは敬遠している人でさえ、次第にAIを当たり前に使うようになるに違いないと見る河原崎。
便利に使っているうちに、どんどん蓄積される個人の金融情報。レストランの明細にさえ、行動範囲が紐づいています。
よって世帯年収や旅行代にとどまらず、「誰と食事をしているか」といったプライバシーに関することまで筒抜けになるだろう、と河原崎。
まーぼ春雨 「そんな情報が握られちゃ、もう安心して寝られないよ!」
河原崎「そういう世界に僕らは生きている」
便利の裏側にあるのは「ただより高いものはない」という事実。
どこまで自分のデータを企業に預けるのか、ひとりひとりの判断がいま問われている、と指摘する河原崎でした。
(nachtm)
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