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みんなで野球中継を聴く「パブリックリスニング」大盛況

みんなで野球中継を聴く「パブリックリスニング」大盛況

5月17日に名古屋駅前でCBCラジオが「パブリックリスニング」なるイベントを開催しました。出演したのは加藤里奈さん、元中日ドラゴンズの吉見一起さん、光山雄一朗アナウンサーの3人。ラジオの野球中継をみんなで聴くという試みに、会場は大きな盛り上がりを見せたようです。翌18日放送の『CBCラジオ #プラス!』では、光山が三浦優奈相手にその模様を振り返りました。

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パブリックリスニングとは

イベント会場となったのは、名古屋駅前のシンボルとして知られるナナちゃん人形が立つ「ナナちゃんストリート」。
光山によると、名鉄百貨店跡地前の広いスペースの一角を使用し、ベンチ席と立ち見エリアを設けた開放的なスタイルで行なわれたとのこと。

当日名古屋は暑かったものの、会場には屋根があり、さらにビル風も吹き抜けていたため、「めちゃくちゃ心地よかった」と振り返ります。
イベントスペースの奥には通常通り歩行者が行き交っており、「なんかイベントやってるな」と横目に見ながら通り過ぎる人も多かったそうです。

出演者3人は長テーブルに座り、会場に設置されたスピーカーから流れるCBCラジオの野球中継を聴きながらトークを展開。光山はこのパブリックリスニングについて「ラジオの野球中継をみんなで聞きながら楽しもうよっていうイベント」と説明しました。

一方で、“パブリックビューイング”は一般的でも、“パブリックリスニング”という形は珍しく、光山自身も「聞き馴染みがないし、全然イメージが湧かなかった」と告白。
CBCラジオとしても初の試みだったそうで、「どんなものになるんだろう」というワクワクと、「大丈夫かな」という不安が入り混じった状態で本番を迎えたそうです。

三浦「みんなで試合を見るイベントは聞いたことあるけど、みんなで聴くってどうなるんだろうって感じですよね」

はたして、未知の企画は成功したのでしょうか?

解説の解説が叶う

イベントには加藤里奈さん、吉見一起さん、光山の3人が出演。当日の中継は、解説を元中日ドラゴンズの英智さん、実況を榊原悠介アナウンサーが担当しました。
試合中継をそのまま流すだけではなく、中継内容を受けて出演者たちがリアルタイムで感想や解説を加えていく形式だったそうです。

光山「英智さんが放送で解説した内容を、さらに吉見さんが深掘りしていく感じだった」

三浦「おかわりが吉見さんにできるってことですね」

“解説の解説”とも言える贅沢な空間だったようです。

例えば、髙橋宏斗投手が初回をわずか9球で三者凡退に抑えた場面では、「ストレート走っていますね」という実況を受け、吉見さんが髙橋投手の状態やフォームについて詳しく解説。「手首の使い方が良くなってきたように見える」と話しながら、その場で実演も交えて説明していたそうです。

三浦「普通に実況を聞いていても、『今どういうこと?』ってなる時がある。でも目の前で吉見さんが解説してくれるのは素晴らしい」

また、会場では出演者のトークだけでなく、スピーカーから流れる実況にも観客が強く反応。実況の張りのある声が聞こえると、みんないったん黙って耳を傾けたといいます。
トークイベントでありながら“聴く時間”が自然と生まれていました。

一番の盛り上がりはホームラン

特に盛り上がったのが、村松開人選手のホームランの場面。
出演者3人でトークを続けていたものの、実況から「伸びるぞ、伸びるぞ」という声が聞こえてくると、会場全体が次第に静まり返っていったそうです。

光山「『伸びる、伸びる』の声でグググっと、みんな身体が前に出ていく感じ」

そして打球がスタンドインすると、会場からは大きな拍手と歓声。球場で実際にプレーを見ているわけではないにもかかわらず、実況の言葉だけで観客全員が同じ場面を思い描き、一緒に喜んでいたといいます。

光山「バンテリンドームでの生観戦とはまた違う、ゲームを頭で想像しながら喜びを分かち合う、新感覚のドラゴンズ応援空間でした」

言葉で伝えるラジオの原点

今回のイベントを通じ、ラジオというメディアの本質を改めて感じたという光山。

光山「『伸びた、伸びた』っていう実況で、皆さんが身体を動かしながら聴いていた。そのリアクションを見て、野球実況ってこうやって聴いてもらえてるんだなと思った」

さらに、どのように臨場感を届けるか、どう想像してもらうかが大事と改めて実感したとか。「野球のワクワクを言葉で届けられるようにしないといけない」と気持ちを新たにしたようです。

イベント終盤には、「またやってください」という声や大きな拍手も起きたそうで、光山は「きっとこの拍手はお偉いさんに届いてるはずです」と笑いを交えてコメント。
初開催ながら手応え十分だった“パブリックリスニング”は、今後の継続開催にも期待が高まりそうです。
(ランチョンマット先輩)
 

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