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今年の世相を反映した「創作四字熟語」最優秀作品は?

今年の世相を反映した「創作四字熟語」最優秀作品は?

12月17日、住友生命保険は2025年の世相を反映した「創作四字熟語」を発表しました。18日放送の『CBCラジオ #プラス!』では、永岡歩アナウンサーと山本衿奈がユニークな創作四字熟語を紹介していきます。

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最優秀賞は米

住友生命保険による「創作四字熟語」は、1990年のスタートから今年で36回目。今回の応募総数は2万4140件でした。
永岡は、歌人でエッセイストの俵万智さんが審査員を務める点にも触れ「やっぱりすごいもの」と企画の重みを説明します。

その中で選ばれた最優秀作品は、「孤軍奮闘」をもじった「古米奮闘(こまいふんとう)」。

永岡「古米、古古米、古古古米と。もう今までは静かに待っていたお米たちが奮闘しました。我々の食卓に来たわけですから」

2025年の米事情を象徴する作品です。

さらに、この最優秀作品は4人が同時受賞しています。
大阪府の14歳、静岡県の35歳、広島県の44歳、秋田県の74歳と、世代を超えて同じ発想に。

永岡「これが他のショーレースになんかない、良いとこ」

その他の作品

最優秀以外の作品も次々と紹介されました。

例えば「王位継承」をもじった「公維継承(こういけいしょう)」。
公明党に代わって日本維新の会が自民党と連立政権入りした政治の動きを端的に表しています。

また「百点満点」をもじった「ミャク点満点」では、大阪・関西万博の公式キャラクターを挙げ、「万博も大成功。ミャク点満点」と評価しました。

スポーツ分野では、活躍した大谷翔平選手、山本由伸投手、佐々木朗希投手といったドジャースの日本人選手が奮闘したことから、「孤軍奮闘」を「ド軍奮投」と変えた創作四字熟語が入賞。

様々なジャンルから、今年の世相を振り返ることができます。

お気に入りの作品は

数ある作品の中で、山本が「個人的に好き」と挙げたのが、「応募多数」をもじった「応募多2(おうぼたつう)」でした。
これは人気ゲーム機『Nintendo Switch 2』の抽選応募を表したものです。

永岡「数字の2を入れるし、英語読みしてるっていう」

山本「その発想もいいんだっていう」

発想力と言葉遊びの自由さに感心していました。

さらに「千変万化」をもじった「全返熊猫(ぜんぺんぱんだ)」では、アドベンチャーワールド全4頭のパンダが中国に返還するュースを反映。

「永久不滅」をもじった「英雄不滅(えいゆうふめつ)」は“ミスタープロ野球“長嶋茂雄さんの訃報に触れ、備蓄米をめぐる混乱をユーモラスに表現した「何処古米(どここまい)」には共感の様子を示しました。

簡単そうで難しい

数々の入賞作品を見たふたりは創作四字熟語の魅力を語ります。

永岡「『これならできる』って思うそのちょっとハードルの低さと、『やっぱできない』というクオリティの高さ。このギャップの激しさがこの企画は面白い」

山本「まずはいろんな四字熟語を知っていないといけないっていうまずひとつのハードルが」

永岡「学をまず問われる。厳しいですね」

時代の空気を四文字に凝縮する創作四字熟語。
その奥深さと面白さで、今年の出来事を振り返ってみてはいかがでしょうか?
(ランチョンマット先輩)
 

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