あなたは大丈夫?夫にむかつき43年、妻の静かな怒り。
ドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』(TBS系)が話題です。家事の分担、価値観の違いなど、日常の夫婦生活の諸問題が散りばめられています。11月20日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』の人気コーナー「ムカつく相方」にも、妻から夫、夫から妻への怒りのメッセージを、つボイノリオと小高直子アナウンサーが紹介します。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く風邪をひいたら
50代の主婦の方からのおたよりです。
「人生初のフェイシャルエステに行ってきました。フェイシャルといいつつ、肩のあたりまでしっかりハンドマッサージしてくれるコースでした。大事にされている自分というのがいいんですよね。
風邪をひいたとき、家族が倒れた場合、それぞれは本業を休み、家で静養して、その世話は主婦がするわけですよね。ところが、主婦が風邪をひいた場合誰も世話をしてくれない。それどころか、『ゆっくりやればいいよ』なんて、気を遣ったようなセリフだけ残して、結局家事を丸投げするんですよね。
『後でやれば~』とか、『やってくれなくても気にしないよ』と言うけど、『俺がやるよ』とは決して言わないです。それでは身体は休めても気が休まらないし、結局、家事はたまりまくるからおちおち寝てもいられないわけで、ちっとも気遣いされた気になりません。
最近はやってくれるようになったとはいえ、注文をつければ、『ここの洗い方がどうも…』と言うと、『やったのに文句言うのか』とむくれてるんです。だから、黙って手直しする。めんどくさ」(Aさん)
つボイ「フェイシャルエステと比べて大事にされ方が全然違うのや」
小高「自分へのご褒美でエステ行って行って、行きまくってやったらいいんです」
建前と本音
SNSのアカウントで表と裏を作っている人も多いようですが、メールにも表と裏があるようです。
「(建前メール)我が家は3人家族ですが、先週家族3人仲良くインフルエンザにかかりました。今はみんな元気になりいつも通りの生活を送れているのでほっとしています」(Bさん)
健やかな理想的な家庭のようです。ところが同じBさんからもう一通届いています。
「(本音メール)おい旦那!『俺は仕事より家族優先にしたいから、残業を控えてこようと思うけど、家計大丈夫か』と聞いてきたよな?
その次の日に私が38.8度の発熱。1歳のこどもを連れて妊婦がふらふらになりながら病院にいくのは危ないと思い、『今日休めたら病院に連れて行って欲しい』とお願いしたのに、『ごめん、仕事休めない。運転不安なら近い病院に歩いて行ったら』、そんなことをほざきやがって。
結局私は保育園の欠席連絡、産婦人科に行くべきか内科に行くべきか確認電話をして病院の予約をして、自力で運転していきました。おいおい、家族優先じゃなかったんか!
その翌日、旦那が38度の発熱。『身体つらいから病院の予約、運転、先生との話、薬の受け取りをやって欲しい』と。昨日、私全部自分でやったやん。やさしい私は全部やって、しかも発熱妊婦が家事までやりましたよ。おかげで旦那はすぐに体調が良くなり、私は免疫バグリ過ぎて体温35度になりふらふらでした。
こどもが発熱した頃には、お互い協力できましたが、旦那の私への態度は一生忘れないぞ!!もうすぐ結婚3年、一生の恨みの2つ目ができました」(Bさん)
本音
見事な建前と裏のメールでした。
つボイ「私の経験からすると、一生の恨みは、結婚してすぐに原因ができますね」
小高「募ってくるね。お互い協力して乗り越えないといけないけどね…」
Bさんのご主人もドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』の勝男のように変われるでしょうか?
むかつく43年
以前「むかつき歴40年」という方の投稿が紹介されました。今回はそれを超える女性から。
「昨晩、夕食の支度をしていると、私がやろうとしていることを次から次へとかぶせて夫が言ってきます。昨晩は自家製の担担麺でした。
やれ湯を沸かせ、ネギを切れ、タレはどうなってる…夫は座って指示ばかり。腹が立ってちょっとぶつついたら『うるさいバカ女!』と言って、ちょこっとだけですが、飲んでいた酒を私に浴びせかけ、そのグラスを床に投げ割りました。ひとり分の担担麺を作り、チワワにエサをあげ、片付けて寝ました。」(Cさん)
つボイ「警察に電話の案件ですね」
「夫は2年以上前にがんで全摘手術を受けて今に至っています。なかなか食事しがたく、いらいらするのもわかりますが、私に甘えすぎです。ちなみに私はむかつく43年です」(Cさん)
小高「我慢して一生一緒にケアしながらやっていくしかないのかな。旦那さんもちょっとそのあたりはわかってあげて欲しいな」
40年一緒にいても、病を越えても、夫婦にこれが正しいという正解はなかなかないようです。
(みず)
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