監督退任に揺れる名古屋グランパス。シーズンチケットはどうする?
J11月9日、名古屋グランパスは山口素弘執行役員ゼネラルマネジャー(GM)の退任を、10日に古矢武士強化部長の契約満了を、そして12日には長谷川健太監督の退任を発表しました。11月14日放送のCBCラジオ『城所あゆねのグランパスタイム』では、監督やGM退任のニュース、そして来季シーズンチケットについてリスナーからの意見を交え、城所あゆねが見解を語りました。
関連リンク
この記事をradiko(ラジコ)で聴くクラブの上層部が相次いで退任発表
まずグランパスの来季体制に関する重大発表について。
放送前の1週間の間でGM、強化部長、そして長谷川健太監督と相次いで退任が発表されました。
昨年の名古屋まつりで一緒にフラワーカーに乗って以来、山口GMには声をかけてもらっていたという城所。気さくで優しいイメージだったとのこと。
そして長谷川監督はクラブを通じて、「4年間どんな時もチームへの熱い後押しありがとうございました。残り2試合、最後まで闘い抜きます」とのコメントを発表しました。
城所「ちょっと素っ気ないなって。監督がFC東京で監督退任した時のコメントと比較するとね。サポーターとして比べちゃうのよ」
長谷川監督は2022年シーズンから指揮を執り、この年リーグ戦は8位、2023年は6位、2024年は11位、今年2025年は暫定ですが現時点で17位。
一方で、2024年にルヴァンカップ優勝でユニフォームに輝く星を一つ増やしています。
リーグ戦では思うような成績を残せませんでしたが、今まで監督を務めたガンバ大阪ではリーグ・ルヴァンカップ・天皇杯の3冠を達成、FC東京でもルヴァンカップ優勝を成し遂げている国内屈指の監督です。今後の去就は未定です。
お得なシーズンチケットとは
続いては、来シーズンのシーズンチケットについて。
グランパスのシーズンチケットの申し込みは、席種によりますが既に申し込みがスタートしています。
来年も引き続き購入する継続する方で、「keepマイシート」(今季と同じ席をキープ)を希望する人は、早目に申し込みを済ませる必要があります。
城所「Jリーグは来年から秋春制に移行することもあって、来年2月に開幕する『明治安田Jリーグ百年構想リーグ』と8月からの26-27シーズンに合わせた1年半分のホームゲームチケットが販売ということで、単純計算金額が1.5倍になります」
クラブによっては、1年分の料金で1年半分のチケットが買えるところもあり、あくまでもクラブ次第です。グランパスは、1.5シーズン全29試合分を「単日券基本価格✕試合✕10%OFF」で販売しています。
買う?買わない?
試合数が増える分、今までより高くなるものの、城所のようにほぼ毎試合行く人にとってはお得。しかし、物価の上昇と2025年シーズンに価格改定があったため、ちょっと迷う方も。
購入派の方は、迷いない様子です。
「来シーズンももちろん買います!1.5年分で高額なので購入しない方、席種グレードを落とす方がいると見込んで、いい席が空くのを狙ってあえて『keepマイシート』をしないつもりです」(Aさん)
城所「頭いいね!私考えたことがなかったな」
高額の席を狙うサポーターからは「出費が痛い」という声もありつつ、それでもグランパスのために働くと意欲的です。
「来年から息子が大学生になるので家族3人大人料金で高くなりますが、来シーズンも購入します」(Bさん)
中高生料金から大人料金への変更は、ちょっと痛い出費ですがそれでも買うという声に城所も「何時か家族ができれば、一緒に行きたい」と羨ましそうでした。
次の試合は、11月30日J1第37節アウェイ・町田GIONスタジアムでFC町田ゼルビア戦。少しでも順位を上げるため、そして長谷川監督といい別れをするためにも勝利が欲しいところです。
(葉月智世)
番組紹介
読んで聴く、新しい習慣。番組内容を編集した記事からラジオ番組を聴いていただける”RadiChubu”。名古屋を拠点とするCBCラジオの番組と連動した、中部地方ならではの記事を配信する情報サイトです。


