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職場で「壁がある」と言われた。話しやすくなるにはどうすべき?

職場で「壁がある」と言われた。話しやすくなるにはどうすべき?

『北野誠のズバリ』(CBCラジオ)の「大人電話相談室」コーナーでは、人生におけるさまざまな悩みを電話で打ち明けてもらい、パーソナリティの北野誠がアドバイスをしています。11月13日の放送では、他人から「壁がある」と言われてしまうため、人付き合いが難しいと感じているアラサー男性が相談しました。

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会話がしづらい

今回の相談の内容は、次のとおりです。

「これまでの人生を通して、年下からずっと『壁がありますよね』と言われます。
この影響で職場でもコミュニケーションを取るのに苦労しています。どうしたらいいでしょうか?」(Aさん)

Aさんの今の職場はカフェでアルバイトとして長年勤めていますが、他のアルバイトは大学生が多く、だいたい6歳から10歳ほど離れています。

その年下の方と話をするようになると、「Aさんは壁があるように見えます」と言われることが多いそうです。

それでも男子であれば比較的短いスパンで付き合うことができるのですが、女子となると話をするのに時間がかかるとのこと。

原因は見た目?声?

見た目でちょっと話しかけづらい印象なのかどうか、北野が確認したところ、Aさんは背は170cm弱とそれほど体格が大きいわけではないとのこと。

ただ、Aさんの自己評価では、目が大きいために怖く感じられているのではないかということ。

実際に20歳ぐらいの時に友人のツテで某カフェチェーン店の面接を受けたものの、落とされた際に理由を後から人づてに聞いたところ、「顔が怖いから落とした」と言われたそうです。

また、裸眼の視力が悪いと目つきが怖い印象を与えてしまうことがよくありますが、Aさんの視力は特に悪くないとのことです。

先手必勝のアドバイス

Aさんはベテランで、新しく入って来た子に教える立場のため、なるべくなら仲良くなった方が教えやすいと思い、積極的に話しかけるようにはしていますが、話が進まなかったり続かなかったりすることで悩んでいます。

今のご時世、「休みの日は何してる?」なとどプライベートに立ち入った話はしづらいですし、質問の内容はよく考えなければならないため、昔よりも話す内容は限られています。

さらに世代も違うとなると、より何を話して良いのかわからなくなってしまいます。

ここで北野は、最初のとっかかりは大きな声で挨拶するぐらいで良いとアドバイス。

北野「お笑い芸人でも先輩の方がやりづらいよね。何でかっていうたら、たぶん向こうが緊張するやろなって思うから、こっちから話しかけなアカンけど、全然知らん後輩が来て挨拶されても、これっぽっちも弾まないよ。だって、共通の話題がないねんもん」

まずは自分から動く

そして北野は、Aさんが低めの声のため、1トーン高い声で自分から挨拶するのが良いと語りました。

上下関係なく自分から先に挨拶するのは、「私は怪しい人物ではない」「怖くないよ」とアピールするため。

別に無理に話題を作る必要はなく、明るめの挨拶をするのが手っ取り早く、もし何も話さなければ勝手に「怖そう」などと思われてしまう可能性があります。

また、普段挨拶などなく、いきなり質問などしても怖がられてしまう可能性もあります。

この番組ではよく北野が、松村邦洋さんの言葉「挨拶にスランプなし」や、「挨拶は自分を守るための武器」という言葉を引き合いに出しますが、まさにそのとおりです。

そのため「挨拶でいったんハードルを下げることで話しかけやすくするのが大事」とのアドバイスに対し、納得した様子のAさんでした。
(岡本)
 

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