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中日OB・中村武志が吐露「戦隊ごっこはキレンジャー」

中日OB・中村武志が吐露「戦隊ごっこはキレンジャー」

元中日ドラゴンズ捕手で野球解説者の中村武志さんが、11月10日放送のCBCラジオ『ドラ魂キング』に出演しました。いつもならドラゴンズの話題となるはずが、昨今のニュースが影響してか、大谷ノブ彦(ダイノジ)、加藤里奈と戦隊シリーズの話題を繰り広げます。

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キレンジャーとしての誇り

戦隊ものの中で自分を「キレンジャーです」と例えた中村さん。

中村「小さい時から自分をわかってるんですよ。俺は赤じゃないし、青でもない」

大谷「赤じゃないのはわかります(笑)。憧れはあるでしょ?」

中村「ない!」

大谷「それが嘘なのよ。やめろって(笑)」

1975年から1977年にかけて全84話が放映された『秘密戦隊ゴレンジャー』(NET 現・テレビ朝日系列)。
アカレンジャーが熱血漢のリーダー。アオレンジャーはクールなサブリーダー。キレンジャーは力持ちでカレーが大好きなコメディリリーフでした。

大谷曰く、小さい頃のやった戦隊ごっこではガキ大将がアカ。その横にいるイケメンで口数少ないやつがアオをやると、パターンが決まっていたとか。

一方で「キレンジャーとして誇りを持っている」と中村さん。

ダークサイドにいた

戦隊もののポジションを野球に置き換えると…

中村「アカはだいたいピッチャーでしょ。ショートがアオでキャッチャーは黄色ですよ」

ちなみに小学校の時はポジションはあってないようなもの。中学校の時にキャッチャーをやれと言われて目覚めたそうです。

中村「ライバルも少ないし、キャッチャーが一番試合に出れるなと思って」

戦隊ごっこでもライバルが少ないのがキレンジャーでした。
一方大谷は、こどものころ何レンジャーかと言うと…。

大谷「ガキ大将に呼び出されて、みんなでやるぞってなった時、ミドリとかふられるんですよ。ミドリ、つまんねえなと思って。『いいよ、俺、敵やるから』。俺、最初からダークサイドです(笑)」

中村「不貞腐れてるのと一緒ですよ。さすがに敵をやりたいこどもはいなかったな」

そう振り返る中村さん。大谷は嘘偽りなくそっちだったそうです。

大好きだったキザなやつ

リスナーから、アオレンジャーを演じた宮内洋さんに関する投稿が寄せられました。

宮内洋さんは東映特撮作品の常連で『仮面ライダーV3』の主人公を務めた他、『ゴレンジャー』の後続番組『ジャッカー電撃隊』では後半にパーソナルカラーが白のビッグワンとして登場しました。

大谷「あと『快傑ズバット』って覚えてないですか?」

1977年放送の『快傑ズバット』でも宮内洋さんは主演を務めました。
この作品が特に好きだったという大谷。

大谷「ギターを持ってるキザなやつで、快傑ズバットがすごいのは、相手が怪人とかじゃないんです。相手が暴力団とか人間なんですよ」

かつて日活で制作された「渡り鳥シリーズ」などの無国籍映画をモチーフに作られたと言われた『快傑ズバット』。
毎回相手になる敵キャラは早撃ち、居合、吹き矢などの自称ナンバーワン。「ただし二番だ。一番は俺さ」と相手を上回る技で負かしていくというパターン。

アマゾンがわかる男たち

さらに、『仮面ライダーアマゾン』が好きという投稿が寄せられると…。

大谷「わかる」

中村「アマゾン大好きですけど微妙ですよね。ちょっと仮面ライダーには見えなかったかな。柄も爬虫類っぽいですよね」

1974年~1975年に放送された『仮面ライダーアマゾン』は、それまでの昆虫ではなくマダラオオトカゲをモチーフとした異色作でした。

大谷「主人公はアマゾンから来た人なんですよ。こどもとしゃべる時も『トモダチ』とか片言です」

中村「そうそう」
 

やっぱり宮内洋

仮面ライダーアマゾンは主人公の設定も異色。生まれてすぐにアマゾン奥地で遭難して、野獣の中で育った日本人。
さらに戦い方は、定番のライダーキックなどではなく、噛みつきやひっかきという野性味溢れる戦法でした。

大谷「ギギとガガの腕輪をこうやってね、アーマーゾーン!」

どうやって?ラジオということを忘れて夢中でしゃべる大谷です。

大谷「これ好きな人はキレンジャーとか好きな方よ」

仮面ライダーV3で出てくるライダーマンもキレンジャー感がある持論を展開。

ライダーマンは、仮面ライダーのように改造されておらず、強化服で変身するため、仮面から口の部分が出ています。右腕は肘の先から取り換え可能な武器になっていました。

中村「V3も人気あったからな」

大谷「やっぱ宮内さんなんっすよ。こんな話するとは思わなかったな」

男はいくつになってもヒーローの話題で盛り上がるものです。
(尾関)

 

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