前橋市長「ラブホで相談」にリスナー総ツッコミ!なぜそこ?

群馬県前橋市の小川晶市長が既婚男性職員とラブホテルで複数回面会していた問題が話題となっています。9月26日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、つボイノリオと小高直子アナウンサーが、リスナーから寄せられた疑問の声とともに、この問題の不可解な点を掘り下げました。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く知事からも厳しい批判
「既婚男性と複数回、ラブホで面会していた前橋の小川市長が、山本一太知事に事実上の辞職を促されました」(Aさん)
「25日の夜、NHKニュースで取り上げられ大変なことになっておりますが、市長は弁護士資格があるのに『弁護士に相談することになります』と。ちょっと笑えないことですけども、笑っちゃいました」(Bさん)
小高「弁護士さんでも何が得意とかあるからね」
つボイ「それ、野口英世の映画『遠き落日』(1992年:神山征二郎監督)でもあったんですよ。野口英世のお母さんが倒れた時に『誰か医者を呼べ』って言ったら『あんた医者と違うんかい』って。それと同じで、ジャンルによっては得意不得意があるからな」
古典に見る人の本質
「徒然草九段にあるとおりですなぁ。『異性に心を動かされるというのは人の本質だから』と兼好法師が大昔からおっしゃっております。人の本質がそういうものだと悟るところから、衝動を律する心がスタートするんでしょうね」(Cさん)
小高「一応言っておきますけど、市長本人は男女の関係ではございませんと否定はしてますよね」
つボイ「それを間に受けるならばね。だけど兼好法師は、『衝動を律するところからスタートする』ということらしい」
つボイは「人生って、自分の欲望との向かい合い」と、自身の人生観を語ります。
つボイ「たとえば大きな屋敷に住みたいとか、すごい外車を買いたいとか。でも自分の給料を比べたらそんなのはでけへん。泥棒やったら乗れるな…いや、それはいかん」
どう欲望と付き合うかで人生が変わってくるという持論でした。
場所選びに見る判断力の問題
「密会はてっきり高級ホテルかと思いきや、ラブホやったとは。なんで?カラオケやファミレスだと人に見られたら誤解されるって?ほんでラブホ。なんでやねん!なんでやねん!」(Dさん)
小高「はてなマークが倍々ゲームになって。何か質問に答えるたびに疑問が湧いてきちゃってて」
市長の「相談してただけ」という主張を“何百万歩も”譲って信じるとしても、これだけ疑惑を集めるような場所選びは問題だと小高は指摘。
自治体のトップとして、行政判断においても「チョイスをものすごく間違うんじゃないか」という不安につながると語りました。
ラブホテルに「商談」の文字?
「昔、(愛知県)蒲郡市にあったラブホの看板にはこう書いてありました。『宿泊、休憩、会話、商談』」(Eさん)
つボイ「商談が書いてあるんや。その通りに使ってるだけやろ」
小高「そうやけど(笑)、そこを選らばんでも。庁舎の会議室、カラオケボックス、料亭の個室とか。なんでもあるのに、なぜそこ?っていうね」
「ニュースポストセブンの配信記事で、小川市長が『あくまでも打ち合わせと相談』に行ったラブホの部屋の様子が明らかになりました」(Fさん)
記事によると、低層階で部屋ごとに駐車スペースがあるモーテルタイプのラブホテルで、市長が使用していたという203号室は休憩3時間で5700円。ポストセブン取材時は、市長的にいう『会議中』だったため、同じ内装の別の部屋に入室したといいます。
仕事には不向きな環境
部屋の実態について、記事では詳しく描写されていたそうです。8~10畳ほどの広さで、スペースの半分以上をベッドが占め、ベッドの足元には淡いグリーンの光。
「室内には足の短いテーブルとソファーがあるが、2人並んで座ると密着状態(大抵のラブホはこんな感じ)。パソコン仕事には低すぎる感じ」(Fさん)
203号室と同様にこの部屋には露天風呂があって、傍らにはコーヒーテーブルがあるが、椅子は1脚しかなく、打ち合わせには不向きとのこと。
「利用者によると、携帯の充電が切れて、充電コードを借りようとしたが、ありませんと言われたとのこと。仕事するには難しい古い老舗のホテルのようです」(Fさん)
それでも相談と言い張る?
「顔を合わせることはありますが、昔ながらのモーテルタイプは車を停めて部屋に直行だから他人には会わなくて済むというのが、市長の『周囲の目が気になる』という点ではふさわしい会議室だと思いますけども、仕事はできなさそうやぞ」(Fさん)
小高「別にここまで取材に行って根掘り葉掘り調べんでも大体わかるけどね。向いてへんわ、そんなものは。向いてたとしても、他にもっと向いてるところはいっぱいあるはずです!」
市長の「相談」という説明と実際の場所のギャップに、リスナーからも疑問の声が相次ぎました。今後の展開が注目されます。
(minto)
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