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山さん役で人気。俳優・露口茂さんを悼む声

山さん役で人気。俳優・露口茂さんを悼む声

人気刑事ドラマ『太陽にほえろ!』(日本テレビ系)の刑事役などで知られる俳優の露口茂さんが、今年4月に亡くなっていたことがわかりました。93歳でした。特にベテラン刑事の山村精一役は当たり役とされ、「山さん」の愛称で長年親しまれていました。9月2日放送『つボイノリオの聞けば聞くほど』(CBCラジオ)では、冒頭に『太陽にほえろ!』のテーマ曲を流し、パーソナリティのつボイノリオと小高直子アナウンサーが、露口さんを悼むおたよりを紹介しました。

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山さんは渋いイメージ

「ずっと山さん推しだったので寂しいです。血気盛んな若い衆を余裕な感じでいなしていく山さんは格好良かったです。大河ドラマ『風と雲と虹と』(NHK総合)も観ていました。
渋い俳優さんがまたひとり…寂しい限りです」(Aさん)

『太陽にほえろ!』が始まった時、露口さんは40歳でした。最近の40歳の俳優に比べると、渋いイメージが強いかもしれません。

「この番組(太陽にほえろ!)が始まったのは、僕が中学2年の頃。
小学生の頃、両親とともに観ていた『七人の刑事』(TBS系)や『東京コンバット』(フジ系)などの影響を受けた刑事ドラマも放映当初から毎週楽しみにしていたテレビ番組のひとつ。

中坊の僕なんかはこのドラマのウリであるマカロニ、ジーパンなど新人刑事の危なっかしくも派手なシーンに毎週、期待をしていたものでした。

まれに巡ってくる山さん(が主役)の回では、いつもと違って刑事ドラマの原点に立ち返るようなストーリー展開に、『さすが山さん、渋カッコいい!』と思って観ていました」(Bさん)

声優としても印象に残る

中盤、BGMは『太陽にほえろ!』のテーマ曲から『山さんのテーマ』に変わりました。

「40年ほど前、サウンドトラックのカセットテープが擦り切れるぐらい聴いていました」(Cさん)

また俳優としての出演以外にも、海外ドラマ『シャーロック・ホームズの冒険』の主人公・ホームズの吹き替えなど、声優としても出演されました。

「享年93、もっと長生きしてほしかったのですが、平均的に見ると長生きなさったのかなと思います。
ここ数年はほとんどお見かけしませんでしたが、隠居されているのか療養されているのかもわかりませんでしたが、久しぶりの情報が訃報だったんですね。
あの渋い声を生かして声優としても存在感を発揮しました。ジブリ映画の『耳をすませば』のバロンは印象的でした」(Dさん)

寂しい報せが多くなり

「あちらで(石原)裕次郎さんのボスやショーケン(萩原健一さん)のマカロニ、松田優作さんのジーパンなど、思い出を語り合っているのではないでしょうか」(Eさん)

「ドラマ全盛期というか、ネット配信の番組がなくて、今よりテレビドラマが観られていた時代の俳優が亡くなられるのは残念な気持ちです」(Fさん)

これ以外にもたくさんの方からのおたよりが届いているというのは、やはりそれだけ印象のある作品に出られていたということでしょう。

ご冥福をお祈りいたします。
(岡本)
 

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