10連勝も夢じゃない?中日ドラゴンズの好調をOB中村武志が分析

韓国プロ野球の起亜タイガースでコーチを務める、元中日ドラゴンズの中村武志さんが、7月14日放送のCBCラジオ『ドラ魂キング』に電話出演しました。オンエア当日は4連勝のドラゴンズ。ダイノジの大谷ノブ彦、加藤里奈との会話も楽しげに進みます。
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先週のドラゴンズは5戦中4勝と絶好調でした。しかも14日時点で9日の巨人戦に勝利してから、広島を3タテの4連勝です。
大谷「チーム状態が上がってきていると見ていいんですよね?」
中村「負けても明日頑張ろう、という雰囲気にはなってるんでしょうね。嫌なことを持ち越さない」
広島東洋カープファンのリスナーからこんなおたよりが寄せられていました。
「カープはセ・リーグ相手に3得点以下をずっと続けています。打順の固定は役割を明確にするから大事ですね。中村さんの野球論はしっかりしてると思いますよ」(Aさん)
大谷「実際、ドラゴンズは勝ち続けてから打順の固定をし始めたんですよ」
中村「結果が出れば自然とそうなりますよね」
連勝中のドラゴンズの打順は、1、3、4、5、6、8番を固定していました。
いい顔になっている
「石伊(雄太)捕手は1年目から38試合で打率2割5分、出塁率3割3分3厘、OPS6割7分2厘となかなかだと思います。セカンド送球も抜群。武志さんのデビュー当時と比べていかがでしょう?」(Bさん)
中村「僕は味方のベンチと野球やってたので、野球が全然楽しくはなかったですよね」
心なしか寂しそうに言う中村さん。星野仙一監督に厳しく鍛えられた時期でした。
ちなみに中村さんは、社会人野球からプロ入りした石伊捕手と違い、高校からプロへ。入団3年目で一軍初出場でした。
4年目の6月頃からレギュラーへ。98試合に出場して打率2割3分6厘、盗塁阻止率はリーグトップの4割4分8厘。ドラゴンズのリーグ優勝に貢献しました。
石伊捕手については?
中村「この間の大野雄大との写真を見たんですけども、いい顔してますよね」
7月12日、バンテリンドームナゴヤでのカープ戦。7対1で勝った試合が大野投手と石伊捕手のバッテリーでした。
中村「ストライクゾーンで勝負するということは、バッテリーが自信を持って投げ込めてるわけですよね」
中日の謎パターン
「細川(成也)選手が戻り、他の選手にもホームランが出てきていい感じのドラゴンズですが、ズバリ阪神タイガースにはどうしたら勝てますか?」(Cさん)
中村「数字だけ見ると歯が立たないように見えるんですけど、今どっちが強いか、ですからね」
他のリスナーからも力強いおたよりが寄せられていました。
「今日までのタイガースとの対戦成績は5勝5敗の5分。セ・リーグで負け越していないのはドラゴンズだけです」(Dさん)
大谷「また出たこのパターン!強いチームにはちょっと強い。やっぱドラゴンズ面白い」
今週は何勝?
阪神甲子園球場でのタイガース戦、予告先発は1戦目が柳裕也投手。
大谷の予想では2戦目がおそらく金丸夢斗投手。そして3戦目が髙橋宏斗投手。
中村「柳投手は責任感が強い男なので、先陣斬って行くと思いますよ。柳とか大野がカードの頭で結果を出せばあとは自ずとついて来ますよ」
ドラゴンズはタイガース3連戦の後、土~月と横浜DeNAベイスターズと3連戦。
さて6連戦の勝敗予想は?
中村さんと加藤里奈が4勝。そして大谷が…。
大谷「私は6です。6連勝です!」
中村「え?そこでなんかテンション落とすような」
大谷「何が落ちてんだよ。俺、落ちてねえぞ(笑)」
中村「6はちょっと無理でしょ」
大谷「そんなことわかんないだろうが!今のドラゴンズだったら」
ぐだぐだのままコーナーは終了。その後15日、16日の阪神戦も連勝で6連勝中のドラゴンズ。大谷の予想が当たれば10連勝となります。決して夢じゃない?
(尾関)
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