何て答える?シャンプー中の質問「気持ち悪いところないですか?」

美容院といえば、美容師との会話がつきもの。シャンプー中には「お湯加減はいかがですか?」「痒いところはありませんか?」といった気遣いの言葉をかけられるのが一般的です。そんな中『CBCラジオ #プラス!』のアシスタント・山本衿奈がいつも不思議に思っている質問があるといいます。「気持ち悪いところはないですか?」この問いかけに対して、山本は「大丈夫です」以外の返答が思い浮かばないと話します。実際に気になっていたこの言い回しについて美容師に直接聞いてみたそうです。その結果を6月25日の放送で光山雄一朗アナウンサーに報告しました。
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「気持ち悪い」とは、一体どんな状態を指しているのかわからなかったという山本。
例えば汗をかいたときの不快感なら理解できるものの、シャンプー中にそうした感覚になることはあまりなく、泡が残っているかどうかも自分では見えません。
これに対し光山は「『気持ち悪い』の中には『痒い』という意味も含まれているんじゃないかなあ」と推測。
山本も「それもあるかも」と納得しつつ、やはり疑問は完全には晴れない様子でした。
山本「『気持ち悪いところはないですか?』と言われたら、何と答えますか?」
光山「いつも快適だから『大丈夫でーす』」
それ以外の答え方はあるのか、山本の興味は深まります。
そこで山本は実際に美容師にこの件を質問してみました。
今までどんな返答があった?
話を聞いた美容師さんによると、「大丈夫です」以外の返答をする人は、全体の1割いるかいないか程度だそうです。は、どのような返答があるのでしょうか?
「耳に水が入って気持ち悪い」
「首を伝って服の中に水が入った」
このように水が髪以外の場所に触れて不快感を覚えたケースが挙げられました。
また、他にはこんな答えが。
「髪を染めた後は頭皮が痒くなるから、もう少ししっかり流してほしい」
「なんとなくもう少し流してほしい」
「気持ち悪さ」とは少し違う、「気になるところ」を伝える利用客もいるとのことです。
気持ち悪い=気になる
美容師によれば「気になるところはありませんか?」という意味を込めて、「気持ち悪いところはないですか?」と尋ねているそう。
さらにこのひと言には「シャンプーがそろそろ終わる合図」としての意味や、「丁寧に洗わせていただきましたが、何か不快な点はありませんでしたか?」という気遣いも込められているとのこと。
美容師は「気になることがあった場合は遠慮なく言ってほしい」と話していたそうです。
山本「万が一気になることがあったら、その時は私も美容師さんの気遣いに甘えて、しっかりとお伝えしようかなと思いました」
長く疑問に思っていた山本、どうやらすっきりしたようです。
(ランチョンマット先輩)
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