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「陰湿なエロ」の原点?大久保佳代子が子育て相談に回答

「陰湿なエロ」の原点?大久保佳代子が子育て相談に回答

『真誠presents 大久保佳代子・森本晋太郎のどうぞご自由に』(CBCラジオ)は、愛知県田原市出身の大久保佳代子さんと、事務所の後輩であるトンツカタン森本晋太郎さんが届ける「迷える人たちの道標となる解決型ラジオバラエティ」です。6月14日の放送では、3人の子育て中のリスナーから「おふたりのような人に育てるにはどうしたらいいか」という質問が寄せられ、大久保さんと森本さんがそれぞれの家庭環境を振り返りました。

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放任でもなく厳しくもない

東京都在住の37歳女性からの相談です。

「私は3人の子育て中(1歳・3歳・5歳)で、おふたりのようにユニークさと優しさや強さを持った人に育ってくれたらなと思っています。そこで質問ですが、おふたりは家族からどのように育てられたのでしょうか。優しかった、厳しかったなど教えていただけたら育児の参考にさせていただきたいです」(Aさん)

大久保さんは自身の家庭環境について「放任までは行かないけど、こうしなさいとか、マナーとか、すごく薄い家でした」と振り返ります。

そろばん、習字、ピアノなど、やりたいと言えばやらせてもらえる環境だったものの、ピアノはすぐにやめてしまったとのこと。

大学進学についても「ここに行きたい」と言えば「じゃあ頑張りなさい」という感じ。ただし「うちはそんなに裕福じゃないので私立はダメですよ」という現実的な制約はあったそうです。

働き者の親の背中を見て育った

大久保さんが最も親に感謝しているのは、「本当に働き者の親だった」ということ。こどものために働いてくれていると感じていたそうです。

大久保「スキンシップもあんまりないし、ちょっとドライな関係と言えば関係だった。“背中を見て感じろ”じゃないけど。なんとなく覚えてるのは、その働いてる姿でありがたいなって思ってるぐらい」

森本さんは、「今のを聞いて、ちょっと似てるかなと思いました」と共感。

森本「そんなべったりって感じでもないし、かといってめっちゃ厳しく『これやめろとか、これ見ちゃダメ』とかもそんななく」

家族でバラエティ番組を見ることが多く、特に『エンタの神様』などを一緒に楽しんでいたといいます。両親は特にラバーガールのファンで、「ラバーガール出たよ」と教えてくれるような、お笑いを共有する家庭だったと振り返りました。

陰湿なエロが培われた

一方、大久保さんは、親とテレビを見てエンタメを共有することは一切なく、森本家とは対照的だったそうです。

大久保「だからこそ、こそこそする子になっちゃったよね」

親が寝静まった時に自分の部屋から出て階段を下り、リビングのテレビを付けて、ちょっとエッチな『11PM』などをこっそり見る。親が起きてきたと思ったらすぐにテレビを消し、身を潜めていたといいます。

また、お兄ちゃんの部屋にこっそり入ってエロい本を見るなど、隠れて楽しむことが多かったそうです。

大久保「そこから私の下ネタと性欲の強さが培われたというかね。やっぱり隠れてやると、よりワクワクして楽しいのよ」

オープンな家に育っていたら、こういう行動はなかっただろうと感謝しているそうです。

大久保「ちょっと隠微な、陰湿なエロはそこで培われた…。陰湿なエロがいいのかな?」

森本「(笑)個性のひとつですからね」

エンタメ禁止の反動

話題は、「反動」の話へ移ります。

大久保「毒親って言葉があるけどさ。『あれやりなさい、これやりなさい』で、結局がんじがらめになっちゃったみたいなね」

ここで森本さんの脳裏に浮かんだのは、タイタンに所属するお笑いコンビ・XXCLUB(チョメチョメクラブ)の大島育宙さんのことでした。東大卒芸人の大島さんは、家庭で全てのエンタメを封じられて育ったそうです。

森本「こそこそラジオ聞いて。だから、見た目全く知らないんですって、芸人とかの」

その反動からか、現在はYouTubeで「コンテンツ全部見東大生」という動画を配信。バラエティ、ドラマ、リアリティショー、映画、情報番組など全てを見て、東大生ならではの考察力で分析する動画が人気を博しています。

大久保「封じ込めて封じ込めていたから、バンと爆発して今生きてる」

森本「めっちゃ反動の人かなっていう風に思いますね」

大久保「おもしろい人生。どうなるかわからないからね。いい学校行ったからってどうなるかわからないからね」

最後に、大久保さんはAさんへのアドバイスとして「もう自由にほっぽり出してください」と回答。森本さんも「理想を押し付けても、そうはならない可能性の方が高いと思いますのでね」と締めくくりました。
(minto)
 

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