梅雨時にやっておきたい!湿気と臭いの対策

東海地方も梅雨入りし、雨の日だけでなく湿気も気になる季節になりました。同時に気になるのが「臭い」です。6月11日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、梅雨時の臭い対策について、つボイノリオと小高直子アナウンサーが紹介します。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く重曹やクエン酸
住んでいる環境を湿気も含めて心地よく整えることは、健康対策でもあります。
臭い対策にはどんなものがあるのでしょう?
小高「自然素材で安全と言われている重曹やクエン酸を使う方法です。ドラッグストアにもよく売ってますよね」
つボイ「どちらも食品に含まれている素材ですよ」
ただし注意したいのは、食品用と掃除用とは違うこと。
掃除用は食品用と純度や衛生管理が違うため、掃除用を口にするのは危険です。
これらが掃除中に粉が飛散して吸い込んだとしても健康被害がないこと、アレルギーが少ないという安全性も、使いやすいとされている理由です。
使い分けが必要
使い方を説明する小高。
小高「重曹はお皿に大さじ2~3杯ほど入れて、靴箱や冷蔵庫の中に入れておくと、臭いや湿気を吸収してくれる効果があるそうですよ。交換目安は1週間程度。
ソファーやカーペットに撒いて数時間放置して、それを掃除機で吸い取るのもいいんですって」
つボイ「なるほどね。じゃあクエン酸はどうやって使うんですか?」
クエン酸は、トイレ独特のアンモニア臭や生ごみ臭に効果があります。水で溶かしてスプレーボトルに入れ、生ごみや便器に吹きかけます。
重曹は酸性・クエン酸はアルカリ性の性質を持っているため、それぞれ逆の性質を持つ臭いに効果を発揮します。使い分けに注意しましょう。
用途に注意
どちらを使うか迷った時は、消したい臭いがどちらの性質なのかを考えることになります。
つボイ「これはもう、化学の知識ですね」
小高「そうですね、でも知っておくと得しますよ」
ちなみに、重曹は他に油汚れや手垢にも有効で、研磨作用もあります。そのため、こびりついて落ちない汚れに対して水で湿らせた布に重曹をつけてこすり取る、または頑固な焦げにはペースト+ラップしてしばらく置くと効果的だとされています。
ただし重曹の研磨作用により傷がつくことがあります。特に鍋やフライパンがテフロン加工などの場合は使う前に問題ないか確認することも必要です。
一方のクエン酸は、トイレ以外にも水垢、石けんカスにも有効。そのため、排水溝のぬめりを取ったり、バスルームや洗面所で鏡・蛇口の水垢落としに使うこともできます。
ネットには掃除のライフハックとして多く紹介されているため、参考にしてみると役立ちそうです。
大掃除にも使える上に、リーズナブルに買える点も財布に優しいと人気の重曹とクエン酸。ぜひこの梅雨を快適に乗り切るためにフル活用してみては?と締めくくった2人でした。
(葉月智世)
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