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宣伝してないのに売れてるビール「赤星」「ハートランド」

宣伝してないのに売れてるビール「赤星」「ハートランド」

宣伝していないビールが今、売れています。それが「サッポロラガービール(赤星)」と、キリンビール「ハートランドビール」です。6月6日放送の『CBCラジオ #プラス!』では、朝日新聞の記事を基に竹地祐治アナウンサーがこの話題を取り上げました。触発されていろいろ考えを巡らしたそうです。

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宣伝しなくても売れる理由

「赤星」は1877年、明治10年に誕生した日本最古のビールブランド。
一方「ハートランド」は1986年、昭和61年に登場し、まもなく40周年を迎えようとしています。

両ビールは積極的な広告展開を基本的に行っていないにも関わらず、近頃売り上げを伸ばしているとのこと。
というのも、それぞれのメーカーが知る人ぞ知るブランドを目指し、丁寧に育て続けたその姿勢が評価され、購入に繋がっているようです。

竹地「結果としてはファンが結構ツウでね、『ビールでもこれ!』っていう深めのファンの人たちの支持を集める結果になってるということなんですよ」 

売る商品ではなく、売れる商品

「両ビールが象徴しているのはメーカー内の絶妙なポジションではないか」と竹地。

国内ビール大手4社である「サントリー」「サッポロ」「キリン」「アサヒ」にはそれぞれ人気ブランドを持っており、新聞の全面広告がうたれます。宣伝し、売り、稼ぐという人気商品です。

一方で自然と選ばれる、売る商品ではなく売れる商品があると、企業にとって非常に心強いもの。

竹地「言い換えると、広告で人気に火をつける商品「売る商品」ですよね。そしてじっくり信頼されていて、消えない火が燃え続けている商品。赤星とハートランドはまさにその後者の方かな」

信頼ブランドは周りにもある?

竹地はこの新聞記事を読んで、いろんなところに通用する話だと思ったそうです。

例えば、中日ドラゴンズの投手陣には売れ筋と信頼株がはっきり分かれているとか。
高橋宏斗投手や金丸夢斗投手などは、エースあるいは今後エースとして期待されいる選手。
一方で30代後半の涌井秀章投手や松葉貴大投手は信頼のブランドと位置付けできるとのこと。

竹地「積極的に売ってどうのこうのってことではなくても、確実に試合を作ってくれるのがこの涌井松葉っていう人たちかな」

ベテラン投手陣が竹地には「赤星」や「ハートランド」のように見えてくるそうです。

竹地「信頼されている状況、安心感があります。やっぱりそこ、信頼ブランドみたいなものが構築できている組織、企業っていうのは非常に大きいのかな」

友人らの集まりでも「あいつがいるとなんかまとまるよね」と言われる人も信頼のブランド。 そういった存在が周りに多く存在するかもしれません。
「見渡してもらうといいかもしれない」と竹地は呼びかけました。
(ランチョンマット先輩)
 

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