kingは「キング」でもknifeは「クナイフ」じゃない。英語の読み方に疑問

ひらがなやカタカナで書く文字に対しその読みは同じで、例えば「りんご」と書かれた文字の「り」も「りす」の「り」も同じ「り」と発音します。「当たり前のことを言うな!」と言われそうですが、一方で英語のknifeは「ナイフ」と読み、kingは「キング」と読み、頭の「k」は同じ音ではありません。『つボイノリオの聞けば聞くほど』(CBCラジオ)では、先日から外国の文字の読み方について疑問を投げかける投稿が届いていますが、6月3日放送「つボイノリオの誰かとどこまで」のコーナーでも特集。パーソナリティのつボイノリオと小高直子アナウンサーが投稿を紹介しました。
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昔は中学に入ると習った英語ですが、最初は読み方に苦戦したという方も多いでしょう。
「娘が『オペン』と読んでました。open」(Aさん)
最初はローマ字読みで行けるものなのかと思っていましたが、あれは日本語を無理やり英語表記にしたものだと知ったのは後になってから、という方も多いのではないでしょうか?
その他にも英単語の読みに疑問を投げかける方も。
「要らんのじゃないか?クリスマス(Christmas)という文字の『t』、何で書く?」(Bさん)
そもそもが頭の部分のChristはキリストです。
ウンコウンって何?
さらには「何これ?」という読み方も。
「ネットでたまに出てくる『ウンコウン』、読んでふざけとんのか!と思いましたよ」(Cさん)
即座に「unknown」と気づいた小高。
一方『アナと雪の女王』の主題歌『into the unknown』で、アンノウンという読み方だと知ったCさん。
そして、話は英語の読みだけではなく、スペイン語にまで話は及びます。
「スペインだと子音の『J』は、『ハ』と読むらしいです。だから(日本のことは)ジャパンじゃなくて、(JAPONと書いて)ハポン。
彼らが電子メールで笑う時はどうなりますか?JAJAJAJAJAとかになるのでしょうか」(Dさん)
つボイ「ジェジェジェジェだと朝のドラマと違って、驚いてるんじゃなくて笑っとんねやわ、『あまちゃん』やわ」
日本語でもそのまま読めない文字が
実は日本語にも文字からそのまま発音できないケースもあります。
先日、大阪の南部にある「和泉」は「いずみ」と読み、「泉」1文字でも「いずみ」と読むことから、「和」は不要ではないかと話題になりました。
「和泉のことでさまざまな記憶が蘇ってまいりました。
20年以上前、当時付き合っていた女性とドライブに行った時、見慣れないナンバーの車が前にいたので、つい知ったかぶりで『へえ~、こんなところでわいずみナンバーだ。珍しいなあ』と言ったら、彼女はちょっとバカにしたような感じで、『えっ、あれっていずみって読むんじゃない?』と指摘されました。
引っ込みがつかなくなった私は、『いや、あれはわいずみって読むんだよ!確か秋田か新潟あたりの田舎のナンバーなんだよ』と無茶苦茶な言い訳をしてしまい、ちょっと微妙な雰囲気になってしまったんで、若気の至りとはいえ我ながら恥ずかしい思い出でした。
秋田、新潟のみなさん、すみませんでした」(Eさん)
なお、愛知県安城市には国道23号に和泉インターチェンジがありますが、こちらも「いずみ」と読みます。
一方で「『大和』と書いて『やまと』と読むのは何?」(Fさん)というおたよりもあり、日本語の難しさがあらためて浮かび上がる結果となりました。
(岡本)
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