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山内惠介、新曲MV「北の断崖」のロケで監督からかけられた言葉を明かす

山内惠介、新曲MV「北の断崖」のロケで監督からかけられた言葉を明かす

歌手の山内惠介さんが、4月13日放送のCBCラジオ『小堀勝啓の新栄トークジャンボリー』に出演しました。4月18日でデビュー24年になる山内さんが、2月26日にリリースした新曲「北の断崖」(きたのきりぎし)について語ります。聞き手は小堀勝啓です。

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名古屋のお父さん

山内「僕は小堀さんに励ましてもらって今がありますからね」

2015年、NHK紅白歌合戦への初出場が決まった時に、小堀から紅白にちなんで赤ワインと白ワインが届いたそうです。その出来事が「忘れられない」と山内さん。

山内「名古屋のお父さんだと思ってくれていいよって、小堀さんは、僕が若い時から言ってくださってた。ついついステージで喋っても涙腺が緩んじゃうんですよね」

今年1月に行なわれた名古屋でのコンサートの司会は小堀が担当しました。

山内「心から長生きして欲しいなって思っちゃう」

小堀「『惠ちゃんも、もう50になったんだねえ』って、こっちがヨボヨボになりながら言いますよ(笑)」

山内「言ってもらいたい(笑)。あと10年もないですからね。自分の歌人生を見守っていただきたい」

ちなみに山内さんは41歳、小堀は今年6月で75歳です。

いつの間にか中堅

4月18日でデビュー25年目に突入する山内さん。7月には名古屋でも「山内惠介25周年記念コンサート」を開催します。

福岡県の糸島から上京し、目まぐるしく過ぎる日常を大事に過ごすためには、自分の器を大きくしていくことを考えるようになったとか。
悲しみもマイナスに捉えず、前に歩いて行くために必要なことだと捉えるようにしているそうです。

山内「…なんていうことを若手の人たちにも話しちゃったりして(笑)」

小堀「若手の人たちって惠ちゃんが言うのが不思議。僕らの中では若手の人だっていうイメージがあるから」

キャリア25年に差し掛かる山内さんは、業界ではそろそろ中堅です。

山内「でも、そんなことを言いながらも、一番自分が寂しがり屋なのはわかってるんですよ(笑)」

大勢の人に応援されながらも、不意に孤独や不安を感じることがあるそうです。

山内「でもマイナスなことは、そうそう起きることはないと捉えられる自分になってきたかな」

小堀「すごく良いと思います」

上京のエピソードでうるっ

状況の際は母親が同伴したという山内さん。
ひとり暮らしの準備を終え、母親が帰る日に、アパートの階段を降りていく姿に、部屋の窓から「お母さん、頑張るけんね」とつぶやいたというエピソードで、いつもうるっとなると言う小堀。

山内「東京に残る自分よりも、東京にひとりで置いて行く母の方がつらかったってことを、どんどん深く考えるようになってきました」

山内さんは実家の友人から、「お前の親をスーパーでボーッとしてるとこを見かけたけど、きっと山内のことが心配だったんだね」と言われたこともあるんだとか。

山内「そういう話を聞くと、自分が知らない母親の姿があったんだなと思います。両親とも元気で『あなたは歌を歌ってる時が一番幸せよね』と言ってくれてます」

ただならぬ関係

そんな両親と小堀を重ねることがあるという山内さん。そのため、ステージ上で急に司会の小堀にハグをしたこともあったり。そのビデオを他の会場の司会者に見せると…。

山内「『あなたと小堀さんって相当な仲なんだね。俺にハグなんかしたことないじゃないか』みたいに言われるんです。だから何やら妬かれてますよ」

小堀「光栄なことです(笑)」

山内「小堀さんは温かいんですよ。小堀さんの声にはすごい高い温度が感じられますよね」

小堀「暑苦しくないですか?」

山内「全然暑苦しくない。だからリスナーもホッとして、この番組に寄り添えるんだなと思います」

「北の断崖」

話題は新曲「北の断崖」へ。

小堀「この曲は、若いアナウンサーたちが滑舌の勉強になったと言って」

山内「『きたのきりぎし』って言い難いですよね」

「断崖」と書いて「きりぎし」。これは作詞家の麻こよみさんのこだわりだそうです。歌い出してすぐに出てくるところが最初の山場なんだとか。

山内「浸透して流行語にも選んでもらえて、明日きりぎし行ってみる?と会話で使ってもらえたら嬉しいな」

山内さんにとって、常に自分が断崖に立って頑張っているという思いで歌える歌だそうです。

ギリギリのロケ

「北の断崖」のミュージックビデオの再生回数はすでに200万視聴。
撮影は久しぶりのロケだったそうです。ロケ地は千葉県銚子市屏風ケ浦。海から切り立つ、まさに断崖でした。
撮影当日は天気は良かったものの、背中から強風が吹きつけてきたそうです。

小堀「怖い。ギリギリのとこまで行ってましたよ」

山内「行けって言うんですよ、監督が」

ひとりで歩く山内さんを、撮影スタッフは10メートルぐらい遠くから狙っていたとか。

山内「あの人たちは落ちる可能性はないですからね(笑)」

しかし山内さんはファンが喜ぶならと、行けるところまで行こうと歩いて行ったんだそうです。

山内「そしたら監督が大声で『それ以上はやめてください!落ちたら責任取れません』ってね」

小堀「僕も初めて見た時はドキドキ。船越英一郎さんが出て来て、『待て』って言うんじゃないかと思った(笑)」

断崖ギリギリに立つ山内惠介さんの姿、未見の方はぜひどうぞ。
(尾関)
 

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