言えなかったひとこと…トンツカタン森本『ラヴィット!』ビリビリ椅子を語る

『真誠presents 大久保佳代子・森本晋太郎のどうぞご自由に』(CBCラジオ)は、愛知県田原市出身の大久保佳代子さんと、事務所の後輩であるトンツカタン森本晋太郎さんが届ける番組です。3月15日の放送では、森本さんがTBSの朝の番組『ラヴィット!』に出演した際のエピソードが話題に。番組名物の「ビリビリ椅子」初体験での心境や、芸人としての立ち位置について語りました。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く恐怖の「ビリビリ椅子」
最近、TBSの朝のバラエティ番組『ラヴィット!』に出演した森本さん。2回目の出演となった今回、番組名物の「ビリビリ椅子」に初めて挑戦することになりました。
この「ビリビリ椅子」は出演者の多くが痛がるほどの電流が流れる椅子だそうです。大久保さんは「あれって本当に痛いの?」と前から気になっていたそうで、以前ビビる大木さんに尋ねたところ「いやー、あれ痛いんですよ」と言われたとのこと。
森本さんは「醤油を味見して安い順に並べる」という企画に挑戦。このコーナーは間違えたら「ビリビリ椅子」に座る罰ゲーム、正解なら免れることができるシステムでした。
アイドルに先を越された
結局、事務所の先輩であるアンタッチャブル・柴田さんだけが正解し、他の出演者全員が「ビリビリ椅子」行きが決定。初めての「ビリビリ椅子」体験を前に、森本さんはどう振る舞うべきか考えていました。
「僕、なんかそういうの言った方がいいかな。フックになるかな」と思案していた森本さんですが、隣に座っていた男性アイドルが「僕、これ初めて座るんですよ」と発言。
ここで即座に「同じことを言うのは控えた方がいい」と判断した森本さんは、黙って椅子に座ったそうです。
ビリビリ椅子の衝撃と痛み
大久保「わかるよ、弱いもん絶対に」
森本「言う必要ないです。生放送ですし」
大久保「アイドルがガーってなってる方がやっぱり見たいし。キャッチーだし」
出演者が一列に並び、「ビリビリ、どうぞ!」の掛け声で電流が流れました。「ビリビリ椅子」の痛みについて森本さんは「とんでもない痛さ」と表現します。
森本「低周波のマッサージの最大バージョン、プラスちょっと電流も流れるみたいな」
大久保「今までお尻だと、タイキックやムエタイが最高に痛いと思ってんだけど」
森本「あれも痛いですね。ジャンルはちょっと違うかもしれない。もしかしたら筋肉にはいいのかもっていう。めちゃくちゃ痛いのは痛いですけど、体にはそんな悪くはないのかなっていう感じの痛み」
蹴られた痛みとも違う、『ラヴィット!』ならではの独特の痛みのようです。
人力舎芸人ならでは?
「痛ってー!これがラヴィット!のビリビリ椅子なのか」と森本さんが痛みを噛み締めている間、隣の男性アイドルは椅子から吹っ飛ぶ大きなリアクションを見せていました。
川島さんが「うわー、すごいリアクションしてるよ」と盛り上げる中、森本さんは「後ろの方でそっと無言で『痛い』って言ってた」と、ひとり静かに痛みをかみしめていたようです。
森本「芸人として、本当は前に出て『いや、実は僕もね』みたいな感じで言うべきだったのかな。でも、やっぱり僕は『プロダクション人力舎所属なんだな』と実感しました」
森本さんはこの時、事務所のカラーとして「人力舎の人間は言わないだろうな」と自分の立ち位置を改めて意識したようです。
一方その頃大久保さんは?
大久保さんは「私、ちょっとそういう目で見てたかも」と明かします。「森本くんが、ビリビリ椅子が初かどうかは知らなかったけど。森本くんのリアクションはどういう系かな?」と観察していたそうです。
大久保「男の子が前に出てきて、うわーって転がったりしてたから。こりゃそうか、難しいなあの感じになるよな、ははーんと思ってコーヒーすすってた気がする」
森本「優雅な朝ですね。後輩が痛がってるのを見て(笑)」
大久保「クッキー食べながら。『ああーこっからはまあ無理だよなー』とか思って」
森本「痛がる素振りもちょっと抑えめにした方がいいんじゃないか、とか」
生放送の怖さとヒリつく心
「1発目っていう時のね、何かはもうちょっと光浴びたかったね」と森本さんを気遣う大久保さんに、森本さんは「でもやっぱ、その子がメインでね、痛がる姿を見た方が絶対いいですから」と後悔はない様子。
大久保「芸人は別に痛がる、体張る系はお馴染みじゃないけどね。まあ『それやるでしょ』みたいになってるもんね」
森本「いろいろ考えちゃいましたね。生放送だしとか」
大久保「誰もいじってくれなかった時の怖さとかね、ありますよね」
森本「『僕も初めてなんですよ』『あっ、そうなんだ』で終わったらどうしようとか」
大久保さんが「そうねー怖いねー。ビリビリも怖いねー」と共感を示すと、最後に森本さんは「もう心もちょっとヒリついたというか…」と複雑な思いを吐露し、「ありがとうございました」と話を締めくくりました。
(minto)
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