「ギャランドゥ」に別の意味を生んだのは、あの大物女性歌手だった!

CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』の人気コーナー「つんつるりん」は体毛に関する投稿が多数寄せられます。2月26日の放送で話題になったのは「ギャランドゥ」。もんたよしのりさんが作詞・作曲を手掛け、西城秀樹さんが歌った曲のタイトルですが、別の意味も持っています。つボイノリオと小高直子アナウンサーがこの話題を交えて投稿を紹介します。
関連リンク
この記事をradiko(ラジコ)で聴く「ギャランドゥ」の意味は?
以前このコーナーでは「そもそも『ギャランドゥ』とは」と話題になりました。
実は作詞を手掛けたもんたさんによる造語だそうです。もんたさんは作曲する際、思い浮かんだ言葉をハミングのように口ずさむそうで、ギャランドゥに「そもそも意味はない」そうです。
ところが、この言葉は別の意味で広まっていきます。
「この曲がヒットしたとき、西城秀樹がテレビ番組で水着姿を披露して、へそ下の濃い毛が話題となりました。
これを念頭において、へそ下の剛毛を『ギャランドゥ』と呼ぶ言い方が、ユーミンによって深夜ラジオを通じて広まっていきました」(Aさん)
へそ下の剛毛のことを指すようになったのは、シンガーソングライターの松任谷由実さんが発祥だそうです。
語源を聞かれたら?
小高「ユーミンの発信力はすごくて、いま検索で『ギャランドゥ 意味』で調べると『下腹部の毛』と出てきます。意味が定着してるのね」
ユーミンが話題にしたというテレビ番組とは、当時各局で放送されていた芸能人水泳大会のことだそうです。
小高「外国の人になぜ『ギャランドゥ』はその意味になるの?と聞かれたときに、どこまで理解してもらえるか難しいですね」
そのときは西城秀樹さんや松任谷由実さん、さらには芸能人水泳大会まで説明しないといけないのでしょうか。
ユーミンソング
その後、ユーミンが発祥ということにリアクションが寄せられました。
「だったらユーミンもギャランドゥの曲を作ったらいいじゃないですか。『恋人がギャランドゥ』『真夏の夜のギャランドゥ』『ギャランドゥに包まれたなら』『ハローマイ、ギャランドゥ』とか」(Bさん)
小高「流行るかしら?(笑)」
「『ルージュの伝言』をアレンジして、風呂場の排水溝に溜まった彼の『ギャランドゥ』の毛をかき集めて文字を作るというのはどうでしょう」(Cさん)
つボイ「ルージュで書くのではないです、排水口のギャランドゥで書く」
小高「なんて書くの?“毛”とか(笑)」
そこであることを思い出したつボイ。
つボイ「そういえば、深夜放送の奇抜なおたより募集で、あそこの毛を使って“陰毛”という字を書いてきた子がおった」
そんなおたよりをせっせと作って送っていた時代があったそうです。
鳥居強右衛門
剛毛といえば、大河ドラマで話題になったこの人です。
「西城秀樹さんが『ギャランドゥ』なら鳥居強右衛門(とりいすねえもん)は『えもんドゥ』、どうです?」(Dさん)
「前に勤めていた会社の途中入社してきた奴が、三菱ギャランに乗っていて、三菱は珍しかったので私と同僚は車を見せてもらいました。ほーこんな感じなんやと見ていたら、彼が『どう、ギャランどう』と言ってきました。『ギャランドゥ』みたいやないか」(Eさん)
「ギャランドゥ」からリスナーはユーミン、鳥居強右衛門、自動車といろいろな思い出がよみがえってしまったようです。
(みず)
番組紹介

読んで聴く、新しい習慣。番組内容を編集した記事からラジオ番組を聴いていただける”RadiChubu”。名古屋を拠点とするCBCラジオの番組と連動した、中部地方ならではの記事を配信する情報サイトです。