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盆と正月、姑や嫁だけが忙しくなる問題

盆と正月、姑や嫁だけが忙しくなる問題

お正月やお盆など人が集まると、嫁の仕事はぐんと増えますが、周囲からあまり理解されないのがつらいところ。女同士の熾烈なバトルエピソードが寄せられる、CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』の名物「嫁姑のコーナー」。2月13日の放送でも、つボイノリオと小高直子アナウンサーがリスナーの戦記を読み上げます。

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盆と正月は大変

最近このコーナーでは、姑から嫁を語るという投稿が増えてきたというつボイ。
盆や正月に帰省しても「息子の嫁はお客様だ」と考え「いろいろやってくれると思わない方がいいと」いう考えを持つ姑もいます。

そんな心意気の姑さんに憧れている嫁からの投稿です。

「年末年始とお盆休みは、嫁姑問題の宝庫です。『息子の嫁はお客様』と言われてみたいです。令和の時代はもっともっと嫁姑の関係が良くなりますように」(Aさん)

「言われてみたい」ということは、Aさんの現状はまったく違う環境のようです。時代につれて、嫁姑のスタイルも変わっていくのでしょうか。

意地悪ばあさんにはならない

このコーナーで常連のBさんからの近況です。

「年末年始にいろいろ頑張った私と、ずっとお客様だった孫嫁たちを見ていた姑が、何を思ったか、『Bちゃんのお金は全部自分のために使わなあかんわ。旅行でも食べたいものでも全部自分で使ったらええやん。嫁さんや孫に出してやらんでもええわ』と言いました。

孫のお嫁さんがよほど気に入らなかったのでしょうかね」(Bさん)

つボイ「孫のお嫁さんに金を残さんでええで。それに比べて改めてBちゃんはよくやってくれるな、ということです」

小高「比較対象がやっとできたので、Bさんの嫁としての能力が評価されたということですか?」

しかし、Bさんはそんなに楽観視していないようです。

「今どきは『来てくれるだけでありがたい』と思わないとダメなのにね。私に同情する振りをして、いじわるばばあの仲間入りをさせんといてよ。パートで貯めた私の微々たるお金の使い方に口を出してほしくないです」(Bさん)

姑さんの言葉の奥にあるものを察知している様子のBさん。

小高「間に挟まる、というのも大変なことだね」

外食してバイバイ

息子さんが結婚して、姑になった方の投稿です。

「新姑になって4年目。私もお正月、長男夫婦を招いていましたが、私だけ忙しいのがアホらしくなりました。
そこで今年は、名古屋の栄のレストランで新年会にしました。

ビール好きの主人とお嫁さんのために、ビール飲み放題のドイツ料理店に私が決めて、日にちは長男夫婦の希望の日に。4人で飲んで食べて、終わったらバイバイと解散。
お金はかかりますが、準備のために家の掃除もしなくていいし、私ひとりで料理やたくさんの皿を洗わなくていいし、この方法は最高です。

来年の正月は、長男夫婦とカニを食べに行こうかと考えています」(Bさん)

小高「割り切ってそうするのもひとつの方法です。ストレスがなくなると笑顔でいられるし」
確かにお金はかかりそうですが、ストレスと天秤にかけてどうか、という問題です。これは令和の新しい姑のスタイルでしょう。

お金がかかる問題

「嫁だけが忙しい」こと以外にも問題はあるようです。

「父は5人兄弟の長男でお正月、春秋のお彼岸のお中日に兄弟、家族が集まります。一応手土産を持ってきますが、帰りには分けて持って帰ってもらいます。ほとんどみんなタダで食事をして帰っていきました」(Cさん)

つボイ「これは昔そうやったな。法事のときも、手土産はみんな分けて持って帰った」

「それがあるときから、ひとりの叔父のところにも何人か集まるようになりました。叔父の連れ合いが母に、『人が来るとお金がいっぱいいるんだね、あんなにかかるとは思わなかった』と言ったそうです。

『家に来て飲み食いしていたのに、お金がかかるのかと、よく私に言えたもんだ』と母が愚痴っていました。その立場にならないとわからないことが多いものだなと思いました」(Cさん)

お正月・お盆の問題は一朝一夕には解決しそうになく、嫁姑ネタもなくなりそうにありません。
(みず)
 

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