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愛知の伝統野菜「越津ねぎ」のおすすめ料理は「肉巻き鍋」

愛知の伝統野菜「越津ねぎ」のおすすめ料理は「肉巻き鍋」

月曜日は旬の食材を紹介している『CBCラジオ #プラス!』。2月3日の放送では、名古屋市中央卸売市場の久野さんが、愛知県の伝統野菜「越津ねぎ」をピックアップしました。聞き手は佐藤楠大アナウンサーと三浦優奈です。

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江戸時代では献上品だった!

越津ねぎは江戸時代に愛知県津島市越津町周辺で栽培されていたことから、この名前が付けられた愛知の伝統野菜。
江戸時代に徳川幕府への献上品として扱われてきた歴史のあるねぎです。

ねぎは大きく分けると主に白い部分を食べる根深ねぎ(白ねぎ)と青い部分を食べる青ねぎに分けられ、関東では根深ねぎ、関西では青ねぎが好まれています。

そしてその中間にある東海地方の越津ねぎは、見た目は葉の青い部分と白い部分が半々ほど。
葉の部分は柔らかく、白い部分は甘く、どちらも美味しく食べられるのが特徴です。

11月から3月に出荷されていますが、寒さが厳しくなる霜に当たると甘みと柔らかさが増しさらに美味しくなるので、今が一番おいしい時期と言えます。

栄養満点、風邪予防にも期待

越津ねぎの青い部分は、ベータカロテン、ビタミンC、カリウムなどを含んでいます。

白い部分に含まれているアリシンという成分は、豚肉などに多く含まれるビタミンB1の働きを活発にし、疲労回復効果が期待できるとのこと。
また殺菌、抗菌作用があることから、風邪の予防などの効果が期待できます。

佐藤「この寒い時期ね、風流行りますから、そういう時に食べると自分の体調管理にもなると」

美味しい越津ねぎの見分け方と保存方法

スーパーなどで越津ねぎを購入する際、葉の部分は鮮やかなグリーンで、白い部分は瑞々しく弾力のあるものを選んでください。

購入後は、乾燥しないように新聞紙に包んで立てた状態で冷暗所で保存するのがおすすめ。
また、冷蔵庫に入れる時に長いままで入らない場合は、青い部分と白い部分を切り分けて入れて下さい。

佐藤「自然のままの状態でってことですね」

久野「生育する状態の方が保ちますね」

おすすめの越津ねぎ料理

越津ねぎはすき焼きが定番ですが、この日久野さんがおすすめした料理は「越津ねぎの肉巻き鍋」。

レシピ
①越津ねぎを厚さ2センチ、長さ5センチに斜め切りする。
②①の青い部分と白い部分を2~4個組み合わせて、豚ロースロース肉の薄切りで巻いていく。
③②を鍋に敷き詰めて、市販の寄せ鍋つゆを入れて蓋をして火にかける。
④豚肉に火が通り、越津ねぎが柔らかくなったら出来上がり。

お好みでポン酢、ごまだれをつけて食べて下さい。

久野「豚ロース肉で巻くことで越津ねぎの旨味をぎゅっと包み込みましてですね、肉の旨味や出汁を吸った越津ねぎがトロトロで甘くて、驚くほど美味しいんですね」

佐藤「もうちょっとイメージするだけで最高です」

まだまだ寒さ厳しい冬に、越津ねぎで温もりをプラスしてみてはいかがでしょうか。
(ランチョンマット先輩)
 

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