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「恵方巻2025」徹底比較!コンビニ・デパート・回転寿司の注目ラインナップ

「恵方巻2025」徹底比較!コンビニ・デパート・回転寿司の注目ラインナップ

恵方巻のシーズンがやってきました。節分は「立春の前日」なので、今年の節分は2月2日。ちなみに恵方は「西南西」です。CBCラジオ『北野誠のズバリ』では、佐藤実絵子が恵方巻の最新事情を徹底リサーチ。コンビニ4社、回転寿司チェーン4社、デパート3社の計11社を比較し、2025年の恵方巻事情をリポートしました。

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七福神にちなんだ7種の具材

現在の恵方巻はお肉入り、サラダ入りなどいろいろありますが、本来は「福を巻き込む」という意味で、七福神にあやかって「7種類の具材」を使うのが正式です。

具材にはそれぞれ願いが込められています。「海老」は腰が曲がるまで長生きできるように、「きゅうり」は九つの利を得られるように、「うなぎ」は出世街道をうなぎ登りに、という具合です。

一般的な恵方巻には「海苔、きゅうり、かんぴょう、椎茸、玉子焼き、穴子、桜でんぶ」の7種類の具材が使われているそうです。

個性豊かなコンビニ恵方巻

今回佐藤は、恵方巻の品目数、具材、価格をすべて手書きメモに記録し、11社を徹底比較しました。

特におすすめは早めの予約注文です。予約することでフードロス削減に貢献できるだけでなく、100円引きやお茶1本サービスなど、お得な特典が用意されているところもあるそうです。

まずはコンビニから。ファミリーマート、セブン-イレブン、ローソン、ミニストップを調査した結果、最も充実しているのは「ファミリーマート」。

最安値のサラダ巻(450円)から、和食の名店「賛否両論」や肉の老舗「柿安」とのコラボ巻きまで、バラエティ豊かな7種類を揃えています。

地域別のブランド和牛恵方巻

一方、佐藤が注目したのは「ローソン」。

中でも目を引くのは、鮨なんば監修の「あん肝と焼穴子の恵方巻」という意欲的な一品です。

さらに焼肉トラジ監修の「黒毛和牛焼肉の恵方巻」、韓国料理店「韓美膳(ハンビジェ)」監修の「黒毛和牛プルコギ クリームチーズキンパ恵方巻」など、個性的なラインナップ。

「セブンイ-レブン」は、意外にもシンプルなラインナップ。「ミニサイズ」が356円(税込)、「サラダ巻」が399円(税込)と、コンビニ恵方巻の中では最安値を実現しています。

特筆すべきは、販売地域によって和牛のブランドが異なる「和牛すき煮 恵方巻」。東北地方では米沢牛、関西では神戸牛、東海地方では松阪牛と、地域色豊かな商品展開です。

「ミニストップ」は3本セット販売が基本。パーティーやファミリー向けの商品構成で、まとめ買いをする人にぴったりです。

驚きの最高額!

続いてはデパート。

松坂屋、三越、名鉄百貨店では、デパ地下の魚屋や惣菜店がそれぞれオリジナルの恵方巻を展開しているため、かなりバラエティ豊か。松坂屋では、チラシ掲載分だけでなんと32種類もあるそうです。

デパートの恵方巻と聞くと高級なイメージが先行しますが、実は1,500円前後の手頃な商品も用意されています。

一方で、高級路線も健在。松坂屋名古屋店の魚屋「魚錠」が販売する「豪華海鮮8種のヘビー級恵方巻」は、なんと9,590円(税込)。
ウニ、中トロ、いくらなどの高級ネタを贅沢に使用した20食限定の恵方巻です。

高額恵方巻の第2位は、名鉄百貨店「東鮓本店」の「金銀ナナちゃん恵方巻」7,700円(税込)。
海苔の外側を金箔シートで包み、そこに銀箔のナナちゃんがプリントされた特別な一品です。名古屋の顔「ナナちゃん」にちなんで7本限定での販売です。

デパートではこの他にも、中華料理店が作る「巻きチャーハン」など、専門店ならではの個性的な商品も登場しています。

大本命?回転寿司チェーン

最後は、ある意味本命の回転寿司チェーン。
調査を進めると、各社で方向性が大きく分かれていることがわかりました。

「スシロー」は、コンビニのように多彩な品ぞろえで勝負。お肉の恵方巻など、豊富なバリエーションを展開しています。一方、「はま寿司」は1種類に絞るなど、各社の戦略は様々です。

最もお得なのは「くら寿司」。7種類の具材入りの「七福巻」が380円(税込)、卵ときゅうりだけの「たまご巻き」は280円(税込)と、驚きの価格設定です。

コンビニ、デパート、回転寿司各社が趣向を凝らした2025年の恵方巻。お気に入りの一本を見つけてください。
(minto)
 

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