「スマホを拾っただけなのに」…大事なものを拾ったらどうする?
先日、タレントの北野誠は整形外科に行った後、ビルの階段の踊り場でスマホが落ちているのを見つけたそうです。1月17日放送のCBCラジオ『北野誠のズバリ』で、北野は「ああいう時は、みんなどうするの?」と氏田朋子に問いかけました。他人にとって大切なものを拾ったら、あなたはどうしますか?
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この記事をradiko(ラジコ)で聴くスマホの忘れ物を見つけたら
スマホを見つけた北野、気付かず踏む人がいるといけないので、拾って踊り場の端に置いておいたそうです。
持ち主が気付いたら、自分の歩いた道をたどるはずなので、それで見つけるだろうと考えたからです。
「届けに行ったら、ややこしいから」との判断だそうですが、やはり悩んだようです。
北野「落ちているものはどうするのが一番いいのやろう?」
氏田もスマホが落ちているのを見かけた体験があるようです。
氏田「電車の券売機の横にスマホが落ちていたことがあって、その時どうしようと思った。持って行ったと思われてもイヤなので、手に持って『これ、誰か違いますか?』としゃべりながら歩いて、改札まで行って駅員に渡しました。
他人のものを持って歩くから。スマホって高価やし精密機械だから『違いますか?違いますか?』とひとりで言いながら持っていきました。でも、悩みました」
なかなか勇気のいる行為です。
山手線の忘れ物
北野は以前山手線で、座席の真ん中にまるまるカバンを置いていた人がいたことを思い出しました。
北野「たぶん朝方だったので、朝まで飲んで山手線に乗って『あ!オレの降りる駅だ』と急に気付いてカバンを忘れて降りたのではないか」
山手線はずっと回っているので、荷物もずっと回っています。
中の書類も座席にはみ出ていたそうです。その座席は誰も座らないし、泥棒と思われてもいやなので、誰もそのカバンに触りません。
誰かが拾って届けない限り、落とし物にはなりません。
ずっと回り続けて、最後駅員が見に行って、その日の夜中くらいに初めて「落とし物がある」と気づかれるのではないでしょうか。
駅員に届ける
そこで、北野は勇気を出して車両全部に聞こえるように言ったそうです。
「すいません、今からここに落ちているカバン、降りて駅員さんに届けます!よろしいですか?」
すると、周りの客はうなずいたような様子。「書類入れます!」と言いながら入れ、カバンを持って、そのまま駅員に「落ちてました」と渡しました。
北野「あの時もそれで正解だったのか、と思いますけど、山手線はずっと回っているから車庫に行くことがないのよね。駅員さんも来ないから。
最近、新幹線のアナウンスで『まもなく品川です、くれぐれも落とし物、忘れ物をしないようにしてください。でなければ、今日中に戻ると思わないでください』と念押しのアナウンスを入れるからね」
スマホ紛失
ふたりの体験談にリアクションが寄せられました。
「私もスマホをドンキのセルフレジで忘れたことがあります。自宅に帰り1時間以上たって気付き、探せど探せどない。
いろいろ思い返し、ドンキかと思いつき、自宅の電話から店に電話すると、スマホの特徴を聞かれたので、『透明のケースにはいっていて善光寺東海別院の札がはいっています』と伝えるとすぐわかってくれました」(Aさん)
お札が特徴になってすぐ確認されたようです。
「落とし物のスマホを拾ったことがあります。交番に届けようと歩いていたら、パトカーを見つけたので呼び止めたら運のつき。
パトカーにはその手の書類が入ってないとのこと。代わりの担当が来るまでパトカーで待たされ、その間身分証明などをされ、1時間くらいかかりました。落し物は近くの交番に届けるのがよいかと思います。ちなみにスマホ、3回くらい拾ったことがあります」(Bさん)
氏田「結構時間かかりますよね」
くれぐれも忘れ物には気をつけましょう。
(みず)