由来は?エンペラーペンギン、マンホール…様々な受験応援グッズ
年が明けて本格的な受験シーズンとなりました。名古屋港水族館(名古屋市港区)では受験生を応援するべく、エンペラーペンギンの羽根を使ったお守り風グッズを販売しています。なぜ受験応援にエンペラーペンギンなのでしょうか?1月9日の『CBCラジオ #プラス!』では様々な受験応援グッズを、CBCアナウンサー永岡歩、山本衿奈、つボイノリオが紹介しました。
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名古屋港水族館で販売する、エンペラーペンギンの羽根を使ったお守り風グッズ。
このグッズには、羽根が変わる時期の抜け落ちる前に回収した羽根を使用しています。
つまり「落ちなかった羽根」という縁起担ぎをしたグッズなんだとか。
羽根は強引に抜いたわけではなく、側頭部から抜け落ちそうになったものを飼育員が回収しています。
これをラミネートし、カプセル販売機に500円を入れるとお守りの入ったカプセルが出てくるようにしました。
売り上げ全ては生き物たちの餌にもなるということです。
羽の持ち主であるエンペラーペンギンの別名は『コウテイペンギン』。
何事も頑張りを『肯定』するという意味でもぴったりなグッズです。
マンホールモチーフの応援グッズ
名古屋市北区にあるメタウォーター下水道科学館なごやと、千種区の水の歴史資料館では、合格祈願のマンホールカードと缶バッチを3月末まで無料で配布します。
ここで永岡はふたりに、なぜマンホールを合格祈願のモチーフとして使用しているのかクイズを出しました。
山本「地面にはまってそれ以上落ちないから」
永岡「下に落ちないというのはもちろんそうですね。もう一個あります」
山本「…丸の形は合格を示している?」
これも一理ありますが、制作側の込めた意味合いはまた別。
つボイ「たぶん、そこ(蓋)開けて、人が通る。『通りますよ』」
つボイは作業員がマンホールを通るので『試験が通る』とかけているのではないかとの予想ですが、こちらも公式とは異なります。
正解は「滑らない」。
マンホールの上は降った雪が溶けても滑らないようになっているので「滑り知らず」「滑らない」という意味合いが込められています。
この応援グッズを無料でもらえるというのも嬉しいですね。
まだまだあるぞ、応援グッズ
つボイも受験生応援グッズを調べてみたようです。
まずは五角形の合格お守り。「五角」と「合格」をかけたものです。
つボイ「そうやって見るとね、五角形の消しゴムとか、五角形をなかなかね、多用してますねこの業界は」
つボイが面白いと感じたグッズは1桁そろばん。
上の5玉は固定しており、下の4つの玉はひとまとめに連結して動くので、5か9しか出ない仕様になっています。
つボイ「5か9。ごーかきゅー。合格」
永岡「なるほどね(笑)」
他にも「勝ち組」の意味が込められたグミもあったり、「ウ」の字の軽石で「受かる石」があったりするそうです。
「親がこどものために応援グッズを買って渡すのも家族の一体感というのはちょっと出るかなとも思います」とこどもがいる永岡は話しました。
受験生はもちろん、その親も頑張る受験期。どうか桜咲きますように。
(ランチョンマット先輩)