名古屋が「観光の魅力に乏しい」と言われ続ける理由
東京、大阪と並ぶ日本3大都市の1つとされるのが名古屋市。愛知県の訪日客は年々増加していて、全国の都道府県で6位にランクインするほどです。一方で名古屋市が全国の主要8都市に対して行なっている都市イメージブランド調査によれば、名古屋市は「最も魅力的に感じる都市」や「買い物や遊びで行きたい都市」で最下位となっています。実際に魅力がないのか、そうだとしたらその原因は?1月6日放送『北野誠のズバリ』(CBCラジオ)では、『現代ビジネス』の記事を基に、北野誠と東海地区が地元の大橋麻美子と河原崎辰也が、現在の名古屋について語りました。
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生放送のために週6日名古屋で暮らす北野は、番組のイベントで東海3県のさまざまな場所を訪れてきました。
そこで感じたのが「住むのにはすごく良いところだが観光には向いていない」ということ。
一方、河原崎は「スポットが分散しているために観光しづらいのではないか」と評しました。
例えば世界最大級の都市型水族館として人気の名古屋港水族館の場合、そこから別の場所に移動しにくいといいます。
同じ名古屋港にはレゴランドもあるものの、水族館のあるガーデン埠頭から金城ふ頭まで、公共交通機関では手間がかかります。
名古屋駅から名古屋港水族館、名古屋駅からレゴランドと、それぞれには行きやすいものの、観光ルートとしての連携は取れていない印象です。
大須に注目
そんな中、おすすめスポットとして大須を挙げる河原崎。
河原崎「古着の街って言って昔から有名で、店舗がひしめいているので、確かにそういう色があるなと思います」
大橋「あと、今はアニメの街で」
河原崎「それが凝縮してるから大須は本当に面白い。食べ歩きができるし、飲食店でも老舗があるし新しいのもあるし」
大橋「多国籍もあったりとかね」
大須は中心地の栄エリアからも近く、相乗効果もありそうです。
名古屋の夜は早い
ここで北野は、名古屋周辺が観光地としての魅力が弱い大きな理由として「飲食店が閉まるのが早い」と挙げました。
北野「名古屋城の(金シャチ横丁)宗春ゾーンとかあるけど、夜相手にしてないよね」
19時ぐらいに閉まる店舗もあるようです。
北野「大須もちょっとした居酒屋で、下手したら20時には終わりますからね」
河原崎「だいたい終わりますし、KOMEHYOが休みの時はだいたい休みですし(笑)」
また東山動植物園なども魅力ではあるものの、夕方には閉まるため、なかなか夜までゆっくり観光する場所がなく、外食する人もあまり多くないのではないかと続けました。
(岡本)